先週と今週のkinologue【1/30-2/12】
もうこんなことなら2週間に1回にすればいいんじゃない？という心の声が抑えきれないものの、意味のない悪あがきで今回も先週と今週をおまとめ。今年4本目にして2回目のおまとめ、、、2回に1回とハイペース。危うすぎる。
この2週間、またも記憶がないくらい濃い日々。そうそう1月末は非常勤の採点簿（これが確定申告同様、毎回やり方を忘れている）や6月の学会の報告書提出にも追われていたが、もはや懐かしいレベル。あとはとにかく、2/2-5の来日プロモーションとパンフレット制作に全精力を費やしていた。
2019年の『サウナのあるところ』以来の来日キャンペーン。あのときは監督・キャスト4人全員男性だったが、今回は『マイヤ・イソラ〜』のレーナ・キルペラネン監督、プロデューサーのメルヤ・リトラさん、マイヤ・イソラの孫のエンマ・イソラさんと全員女性、初来日の布陣。到着当日からトークイベント＋取材を入れていたので、空港から車でやってくるのをホテルでお出迎えせねばと早めに待ち受ける。と思ったら、飛行機が1時間近く早く着いたようで「シャワー浴びてから行きます！」というメッセージがメルヤさんから来た。出迎えできず、いきなり失態。なんてこと。しかし無事に着いてよかったし、時間的にも余裕だな〜なんて思っていたら、結局ギリギリになって上映トークイベント会場である文化学園に到着！
ちょうど試験期間中に重なってしまったために、予定より参加者が少なく、ご担当の方には謝られたが、学生さんも教員の方々も上映後トークを熱心に聞いて下さって、とても良い雰囲気だった。「これからのインタビューでもきっと定番の質問になるからね」と事前に伝えておいた「マイヤ・イソラのデザインの中でどれが好きですか？」の質問が早速飛び出す。すると監督が選んだのが、なんと私が着ていたスカートのデザインで変な注目を集めてしまった。「パンケーキといちごジャム」というかわいい名前がついているものの、「え？どこがパンケーキ？」なデザイン。しかし、おかげでマイヤと娘のクリスティーナの会話の中でこの名前がついたエピソードをエンマさんから聞くことができた。実はこのデザイン、映画には出てこない。「なんで使わなかったの？」と監督に聞くと「入れたかったんだけど、上手くはまらなかったのよね」と。こういう話は実際に会わないと聞けないものだ。
次の日は神宮前のヒュバ・マトカさんのかわいいサウナ小屋を1日借り切って、取材づくし。ガラス張りの入口近くにヴィンテージを扱っているクピカさんが用意してくれたKAIVOがどーんと飾られて、良き撮影場所となった。夕方近くに時差ボケがつらくなってきた監督をフォローしてくれるメルヤさん、ありがたし。フィンランドからプロデューサーが一緒に来るパターンは初めてだったが、色んな場面で助けてくれて頼もしかった。
3日目は同じくヒュバ・マトカさんにて、超満員！至近距離でのトークイベント。鑑賞前のお客さまに向けてのトークはとても話しづらそうだった（申し訳ない！）。この日だけのスペシャルとして、エンマさんがマイヤ直筆の最後の日記や本編にも登場する家族に宛てたポストカードを見せてくれた。
イベント後の取材もこなし全て終了！オーガニックなランチを食べ、お買い物などしながら移動。山手線も初体験して恵比寿へ。上映劇場にご案内〜
帰国日は夜の飛行機なので、それまでたっぷり東京を満喫したそう。戦利品をたくさん見せてくれた。その間、こちらはマリメッコを愛するスタイリスト・井口美穂さんトークイベント。お気に入りのマイヤ・デザインのファブリックを見せていただいたり、和菓子にもあうテーブルセッティングなどを実演。お客さまにも愛用のマリメッコ持参をお願いしていたので、それぞれマリメッコ愛にあふれるエピソードを伺い、和やかな楽しい場となった。
イベント3本目が終わる頃には体力的にボロボロ（笑）。ゲストを無事に送り出し、一息つきたいところだが、そんな間もなく、パンフレット制作に突入。来日中のインタビュー原稿をせっせとまとめる。これまでのkinologue配給作品では、正直そんなに凝ったパンフレットを作ることはなく、買いやすい価格でそれなりに数を売る作戦だった。しかし昨今、パンフレットは中身を充実させて高い価格設定がトレンドのよう。今回は素材もたくさんあるし、寄稿もいろいろ依頼して、内容盛りだくさんなものを制作中！明日というか今日、無事に入稿できますように🙏
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？