見出し画像

今週のkinologue【5/10-16】

うちに来てから1ヶ月くらいになるナスタチウムちゃんが花ざかり。花も葉もかわいいだけでなく、美味しい!なんて素晴らしいのだろうか。

今週、ようやく字幕編集でスタジオへ。翻訳者さんともそこで初めて会った。ちょっとでも疑問に思ったことに柔軟に対応していただき、納得の字幕が出来た。伝わるようにこだわったグッとくるセリフがたくさんあるので、観た人の記憶に残るといいなぁ。そして、『〈主婦〉の学校』10月公開&イメージフォーラムさんとの配信番組開始の告知。世の中に出してしまったのだからもうやるしかないわ〜と今更ながら。笑。告知の反応が温かくて、大事に育てていく気持ちがますます高まった。

こんなに早く公開告知を出すことになったのは、そもそもはこちらの由緒ある雑誌の座談会に出ることになったからだった。

画像1

kinologueとは別に行っている活動によく参加してくださっていた婦人之友社の方に「今度こんな映画(もちろん『〈主婦〉の学校』のこと)を配給するので、相談に乗ってほしいんですけど」と話したところから、あっという間に編集長にお会いすることに。そして、自己紹介してくださいね、と促されるままに、これまでやってきたことを脈絡なく(自分としては一貫しているけど)話し続けた。すると、じっと聞いて下さっていた編集長から突然、20年来の友人の名前が飛び出し呆然、、、初対面なのにそんなことってあるの?と驚いている間に「ぜひ座談会やりましょう!」と1ヶ月経たないうちに実現した。10年くらい前から友人がずっと会わせたいと思っていた!という素敵な方と3人で楽しくお喋り。それがまた1ヶ月も経たないうちに雑誌になった。その最後のページに『〈主婦〉の学校』に出会ったときのこと、どういうことを想って配給をしているか、まで載せていただいた。映画が世の中に出ていく形はいろいろあるけれど、幸せなスタートが切れた。そして、祖母の愛読誌だったということで、思いがけず母への親孝行にもなったというおまけつき。こういう縁を呼び寄せていくから、映画はホントに不思議なのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?