今週のkinologue【7/29-8/4】

今週は月下美人の蕾が３つ、膨らんだ。今日までに２つ咲いた。猛暑にも葉がツヤツヤとして元気そのもの。癒される。あと数日で立秋となるせいか、今週後半は心なしか涼しい風も感じた。異常気象でも、やはり二十四節気って偉大だ。今週は夕方からコワーキングに通って論文のデータを作成したり、執筆をひたすら進める地味な日々。来週は遊びも含めて色んな予定が詰まっているので、今週はやらねばならなかった。それを支えてくれているのは、6月から学内プログラムでつながっている、4-5人のライティング仲間たち。研究科はバラバラで学生と教員が混ざっていて、毎日30分1サイクルでライティングの時間を取ることを目的としている。リアルに会ったことはないけれど、毎日11時に何をやるかを宣言して、何ができた・できなかったをslackで報告する。当初２週間のプログラムで他のグループはとっくに終了したらしいが、うちのグループはほぼ全員継続して3ヶ月めに。「今週もよろしくお願いします！」で始まり「今週もありがとうございました！良い週末を」で終わる。今の自分にはとてもありがたい存在。フィンランドに行くまでのあと1ヶ月くらいが勝負なので、支え合いながら、なんとか続けてねば〜

ピスタチオのアイスクリームと杏（だったと思う）のタルト

今週唯一のお出かけは、4時間近いインタビュー調査と日本語を勉強中のフランス人一家とのディナー。その間に「なぜここで会う？」という人との偶然の出会いもあり、なかなかエキサイティングな1日。連れて行ってもらった居酒屋ビストロが何を食べても美味しくて、近所にこういう店があったらいいのに。ちょうどオリンピックで連日柔道が話題だったので、フランスの柔道事情を聞いてみると「どこにでも柔道教室はあるし、自分も子供のときに習っていたよ」と父。「ウタチャン、カワイソウダッタ〜」と日本語で続ける。オリンピックが終わるとルール変更を繰り返しているらしいし、今回は指導2回で失格ルールに驚いた。もはや柔の道ではなく、グローバルスポーツなんだね。競技人口が柔道より多い剣道がオリンピック種目にならないように死守しているという話を聞いて納得。大事なものを失うんだろうなぁ。

おかげさまで、もうすぐ発売1周年！

久しぶりに、ひとり出版者の出荷作業。在庫もだいぶ残り少なくなってきた。イベント販売分を残しているので、取次の倉庫に納品するのはこれで最後になる、かも。ちょうど1年前もやっていた、シールを3枚貼ってカバーをつける地味作業、嫌いじゃない。今回も誰かに可愛がってもらえますように、と微笑ましく送り出す。増刷予定はなく、初回特典の配信視聴の期限が1年後なので、そこまでには売り切ることを目指す。次の本のことも考えたいけれど、その前にやることが多すぎて、まだまだ先になるだろうなぁ。