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今週のkinologue【12/13-19】

アイスランドのクリスマス・アドヴェントが12日から始まり、あっという間に12月も半ば。やらなきゃいけないこと、読まなきゃいけない本はてんこもりなのに、なんだかピリッとしない。とりあえず、ずっと棚上げしていた事務作業に手をつける。そうすると「実はこの件、4月にメールしたんですよね」といった反応があってびっくり。そのまま放置していた相手も相手だけれど、4月のメールなんて間違ってスパムフォルダに入ってしまったとしても、もうなくなっていて受け取っていた証拠もない。こうやって見逃していたことって、他にもあったのかも、、、ひー、考えない、考えない。

こういう時に読む本としては間違ってるよなぁ、と思いながら、寝る前に読み始めたのが、去年からのベストセラーのこちら。

ちなみに著者のこの記事が最近話題だったみたい。私だったら「そんな偏見気にすんなよ」で終わってしまうところを丁寧な回答。

今は2本のゼミに出ている学生で独学とは言えないけど、とりあえず学ぶ前の姿勢とか習慣づけは大いに参考になった。試しに1日の行動記録表をつけてみる。明らかにしてみるとSNSやメールのチェック時間が多い。個人以外で運用しているSNSアカウントが8×3種類あるのだからそうなってしまうけど、正直かける時間を減らしたい。LUSHがSNSを一部やめた記事を読んだが、このお金のかからない宣伝ツールをやめる決断を下すのは、ビジネスが小さければ小さいほど勇気がいるだろう。

しかし、今週同業者と久しぶりに色んな話をしているときも、今年業界で起こった騒動でのSNSは酷かったいう話題に。15年くらい前、数千万もTVスポットに突っ込んて何の意味があるんだろうと思っていたけど、今や映画のSNSも本当に宣伝のツールとして機能しているか疑問。お金がかからない(といっても手間はかかるから、実際にはお金がかかるといってよいのかも)からやめづらいとはいえ、そろそろ来年くらいからは離れる動きが出てきても不思議ないかもしれない。

夜は横浜ジャック&ベティにて、ミニシアター地域交流上映会。先月、京都みなみ会館に伺ったときに、吉田さんから「来月、横浜行くんですよ〜」と聞いたので「皆さんいらっしゃるなら行きますよ!」という流れに。吉田さんが選んだ京都らしい映画は『夜は短かし歩けよ乙女』。ジブリさえほぼ観ていない、アニメと縁遠い私が唯一といってよいほどハマったのが去年の『映像研には手を出すな』。そして遠い昔、深夜に見てインパクトのあった『四畳半神話体系』。同じ監督だと気づいたのはだいぶ後だったが、私の細ーいアニメ琴線に触れる監督が登壇したトークに色々納得した。原作をこの人に預けて料理して欲しくなる気持ちがわかる。そして、いつか京都で1か月くらい暮らしたくなった。その後、シネヌーヴォの山﨑さんと元町映画館の林さんと3人のトーク。映画の動員にはつながらなかったというが、攻めた企画上映の話をしているときの皆さんがとても楽しそうで、映画にもお客さんにも愛が深いのを感じる。こういう人たちと一緒にお仕事できるのは幸せなことだし、いつもkinologueのケッタイな映画を受け入れて下さる皆さんのためにも、ちゃんと動員につながる作品を持っていきたい!と、次回への決意。そしてまた明日も同じ場所の同じ席に長時間座る予定。早く寝なきゃ!

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