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今週のkinologue【5/31-6/6】

木曜日以外はほぼ毎日100歩くらいしか歩いてないんじゃないかと思うくらい、とにかくずっとPCの前にいた今週、いちばんのスッキリは先週末に作った蜜蝋ラップ。マリメッコの端切れで作ったのも正解だったが、想像以上に機能性が高い。小皿にピシッと蓋をして冷蔵庫にしまえる。野菜もくるくると巻いておけばしっとりとしたまま。いや〜、素晴らしい!

今週の『〈主婦〉の学校』の大きな動きは、ポスターのラフと予告編の第一稿が上がってきたこと。これからどうやって世の中に出るポスターと予告編となっていくか、そのプロセスは次回の配信番組「配給さんと映画を届ける」で明かしていくつもりなので、ここでまだ詳細は書けない。どちらもまだ途上にあるので、果たして今月末の配信予定までに出来上がるのか、、、神のみぞ知る!とか他人事みたいに言ってられないか(笑)。
そしてもうひとつ、オンライン試写をするための配信システムを決めた。かれこれ1ヶ月くらい、このシステムを検討し続けてきて、不安が全くないとは言い切れないが、初めてのマスコミ試写利用モデルになることにした。かつて3年くらいIT企業に勤めていたので、いわゆるエンジニアという人と私のようにコンテンツ提供サービスを作る人とは「前提」が違うことはわかっていた。納品されたら完成だと思うのがこちらの言い分だが、エンジニアには完成はない。調整がずっと続いていくのだ。だからこそ、こちらとして、どこで使えるかどうかの判断をするかが難しい。一つ一つリスクを検証していくしかない。この1年の間に、色んな会社がオンライン試写システムをローンチしていて、いくつかの会社のシステムが既にマスコミ試写の定番になりつつあるが、多くの場合、DRMというデジタル著作権管理を入れていないシステムが使われていることがどうしても気になった。海外では昨年から急速にDRMが一般的になっていることは、映画祭のオンライン視聴をすればわかる。DRMで保護していない配信を行なっていることを映画の権利元が知ったらどうなるのか、日本の配給会社にはまだあまりリアリティがないよう。kinologueで扱うのは北欧の小さな作品だけれど、著作権を守るのは配給者として当然ということを示していきたい。なので、DRMが入ったこのシステムを応援したい。正直、検証し続けるのは面倒くさかったけど、粘ったのは単にそのためだ。このシステムがもっと使いやすくなって、みんなにオススメできるものになることを願っている。

今週からやっと都内と大阪のシネコンが営業再開。これまで悔しい思いをしてきた元同僚が😭と送ってくれた天声人語、ホント素晴らしかった。
「いい映画にはこちらの心が飛び込んでいく」って、その通り✨

天声人語


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