〇〇が教える~~

Webライターが教える記事の書き方
遺伝学者が教える障害の見分け方
印刷屋が教える企業広報

そもそも「それを語るだけの専門知識が無いのでは?」と疑問に思うのは私だけだろうか?

「〇〇が教える~~」はネットにあふれすぎて、新鮮味も信用もないし、需要があるのかも疑問。
たいてい「標榜する肩書き」と「解説している内容」が合ってない、経歴詐称してるのもバレバレなんだがw

アレは、誰が誰に向けて書いているのだろう?
知識を伝授するというより「自分を何かに見せたい」「職務履歴を作るため(見当違いの)実績を残そうとしている」ような気もする。

「美容師が教える病院の裏事情」とか「お食事処が教える汚職事件」とか。
いっそネタに走っても良さそうな気がする。
「教師が教える強姦隠蔽」「お笑い芸人が教える法廷弁護」といった、本来業務から離れた現状を売り物にしても良いだろう。

「保健師が教えるガン治療」「助産婦が教える発達障害」「保育士が教える英語教育」「薬剤師が教える精神医学」……資格外を語りたがるオバサンが多いよねぇ。

私は新聞編集者から広告に転じたので、文章が専門だが。
文章術で「5W1H」を説く奴は信用しちゃいけないよwww

教えるだけのネタが無くて、検索で引っかかった記事を2,3本まぜて自分の記事にしてる奴が、やたら「5W1H」を語りたがるんだよなぁ。
5W1Hはコツじゃなく前提だよ。

プレスリリース執筆だと「必ず2,3頁以内に」と説く奴は素人。
そんな薄い情報量で、記者が取材に来るわけないだろwww

ただし「プレスリリース」の意味も変わってきた。
報道機関へ送りつけることなく、PDFにして自社サイトに貼っておく、起業家が自己満足するための「記事風文体で自画自賛」をリリースと呼ぶように変わってきた。
あれなら、自称「webライター」が書けば丁度いいだろう。印刷屋でチラシ刷ってたのを「編集者経験」と誇張し、読む側が赤面しそうなコテコテのダデアル文体で納品すれば、お客は大喜び。
新聞社だと「販売局の人が書いた少年野球の原稿」によくある文体だ。アレは客ウケが良い。

代筆業の微妙な点。お客さんは文章の良し悪しが分からないから代筆を依頼されるのであって、極論すれば「誰に依頼したか」だけで満足される。
だから「誇張した経歴」が商品なんだわ。
後で取材が来たか来なかったか、あまり気にされないwww

「有名人(らしい)に依頼した満足感」
ここに目をつけたのが、吉本の地方自治体案件とか共産アーティスト………とか書いたら、俺は琵琶湖に浮かぶハメになるだろうwww

地方自治体や共産党のように、いくらでも金が湧いてくる団体ならともかく、一般人や民間企業が「自称有名人を買う満足感」にハマってたら、あっちゅう間に破産するか健康被害に遭うか。

「〇〇が教える~~」は、そろそろネットミームとして皆でオモチャにするのが正しいと思うんだがなぁ………noteは他サービスに比べて周回遅れで多いよなぁwww

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