「ジャーナリスト」も居た

インスタグラムで芦原妃名子氏を攻撃していた脚本家のお友達には「ジャーナリスト」と名乗る者もいたようだ。

ジャーナリストの方々、これを看過して良いのか?

基本的に、自由に自称できる職業だが、乱用が過ぎると業種自体に悪影響がある。

ジャーナリストの定義もまちまちだが

批評性で言えば
・野党支持を明らかにした者のみ
・是々非々で批評性を持つ
・批評性不問

属性で言えば
・報道機関に属さない者
・報道機関従業員も含む
・媒体執筆がある
・媒体執筆は不問

形態で言えば
・媒体を通じ読者や広告主から収入
・取材対象者から収入
・収入は不問

日本では報道機関所属に「記者」の名があったので、主にフリーをそう呼ぶ傾向がある。
本多勝一氏の影響で、左派支持を明らかにした者のみをそう呼ぶ、という考えもある。
また、取材対象者から報酬を得て書けば、それは広告なのでコピーライターだ。

概ね「広告ではない批評性ある物を書き、所属不問」あたりがジャーナリストと見なされている。

じゃ報道機関に属さず、媒体の有料執筆もなく、ジャーナリストを名乗れるか?
ヤバいテーマを追っていて、なかなか金にならない場合もあるので、認められている。

この辺を悪用して、批評性の無い、広告を書いた程度の、自己実現の亡者が名乗ることもある。そもそもジャーナリズムとは何か?を考えたこともないので、堂々と名乗る。

批評性と収益の両立が難しいので、きちんとした書き手ほど、名乗るのを躊躇する名称でもある。
むしろ堂々と名乗っている層は「対象者から収入がある」と自慢する逆転現象が見られたりwww。読者からも広告主からも収入がなく、完全に「自称」という人も珍しくない。

話を脚本家騒動に戻して。
件の「脚本家」は、文章で食う能力がなく、業界交遊のみで地位を維持していた件、インスタ投稿で明らかだ。
インスタ投稿があまりにヤバいので、ネットメディアはそれを伏せて、原作者が一方的に因縁つけたように報じ、原作者を殺したのだろう。

SNS で「脚本家」に同調していた「ジャーナリスト」もまた、交遊の維持のみで、ジャーナリズムたる批評性は持ち合わせていなかったのではないか?

もちろん、加害者と被害者を逆転させて報じたネットメディアもまた、ジャーナリストとしての訓練や思考がなく、影響力だけを行使している。

このように、その能力の無い者が詐称するのは、人を殺してしまうほどヤバい。
日頃から僕が詐称・僭称に厳しく、皆さんに御不快の念を抱かせている件、許せとは言わんが、こういうことなんよ。

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