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とても楽しかったよ! #匿名超掌編コンテスト

板野かもさんが主催された #匿名超掌編コンテスト に参加しました。

500字以内の超掌編を書こうというもので、すべての作品はtwitterに投稿されます。それが120名、178編も集まって、結果発表があった1月30日はTLがちょっとしたお祭りでした。
大変参加しやすく、アップロードはすべて板野さんがやってくださるという至れり尽くせりのコンテスト。さらに途中経過や投稿の分析なども随時、報告されてすばらしいイベントでした。板野さん、ありがとうございます。

結果はこちら。森野は2作投稿して39位と87位でした。順位よりも何よりもたくさんの知らない方が読んでくださり、コメントまでくださったことが何ともうれしいです。ありがとう!

「匿名」というからには書いて参加するだけでなく作者を当てるのが一大イベントなのだけれど、noteでふだんから知っている人たちだけでなく、カクヨムで小説などをガンガン書いている人たちも大勢で、そちらの方々の作品を全く存じ上げないので当てるといっても無理な話なのでした。でもこれがきっかけとなり、すごく面白そうな小説にいくつも巡り会えたのは思わぬ副産物。

で、note勢だけでも誰か当てたい、と思ったのだけれど、「もうどうみてもこれは涼雨零音さんでしょ」とみんなが思った「エスパー」しか当てられませんでしたねー 「エとロの邂逅」と「私はだあれ」も怪しいなとは思ったのですが。

でもでも一作でも当てられたのはこれだけです。

ほかにもふだんから会話を交わす皆さんがたくさん参加していたのにひとりも当たらず。500字って短いし、他の書き手の書き癖とか文体とか意識して読んでいなかったんだなってちょっと自分を反省しました。

その中で「好きだな」って思ってたらお友達だった、というのがこれ。

図書館全体がファンタジーへの入口だというその設定がビビっときました。いいなあ。静かにたたずむ膨大な本たちの集合意志みたいな。自分も入ってみたいです。

猫野サラさんはなんと総合2位に入っててすごい! 「試」と「仮」がこれからカップルとして成立するのかなと続きを想像したり。

正直に言うと森野はホラーにアレルギーがあってあんまり読めないんですよね。だから紹介文に「ホラー」って書いてあるとその作品を飛ばしたりしていたんです。損な性格です。だけどホラー本当に苦手なの。だから秋谷りんこさんがふだんnoteに掲載されているのも、実は途中で引き返すことがありまして。すみませんここに白状します。秋谷さん以外にもホラー系ですごく上手で面白そうな作家さんがいたのに(尾八原ジョージさん)、やっぱり読めないです。眠れなくなるんで。ああ残念。ホラー好きな人は読んでみて!

この他、プロの方も参加していて、書籍化されるという別のお話がべらぼうに面白くて読んでいました。夢見里龍さん。まだ全部読んでいないのでまた行ってこようっと。


で、自分の作品ですが、最初のは大昔にちょっと書いて、続きが書けなくて放置してあったものに手を入れました。500字以内にするために最後は次週予告(笑)。続きが書きたいんだけど文章が降りてきません。

これは童話というか絵本のイメージで書き始めたものでした。絵はカイ・ニールセンとかエドマンド・デュラックとかああいう感じで。ああもうちょっとふわっとした感じが良いかなあ。ともあれ本文が最後まで書けないので絵どころではないのでした。

ふたつ目はわれながら振り幅が大きなこちら。でも本来の森野の文章ってこっちです。こちらが本来の。内容はね、内容は、あはは。

聞いた実話をもんのすごく脚色して書きました。書いてるあいだ楽しかったです。実話の方はちゃんと紙もいましたのでご安心。

というわけで、大変楽しんだコンテストでした。
企画主催の板野さん、本当にありがとうございました。

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