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第30回朗読発表会

先日の日曜日、8月8日は私が開催する朗読教室の朗読会でした。
なんと、ちょうど30回目。
教室を始めてもう10年以上になります。
新しい方も10年以上の方もそれぞれの個性が楽しい。

技術面の指導はついムキになって厳しいときもあるかもしれませんが、その人自身が見える朗読を大切にしているので、できないことは言っていない、はず(笑)多分!?

レッスンでは、きれいに読むことを朗読表現の目的としません。
それではゴールが「みんな同じ」になってしまいます。
いつも思うのは、作品の解釈はもちろん、読み手それぞれの作品を選んだ理由なんかも滲み出ている朗読が面白いなって。
作品を決めたときの生徒さんとのおしゃべりが思い浮かびます。

マンツーマンレッスンは、もはや友人のような感覚もあって、余計に「その人」が見える朗読を聴きたいという気持ちが強くなっていったのかもしれません。

そしてこのレッスンが、私を、今自分が考える朗読表現をつくった大切な要素だと感じるのでした。

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