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【本音】ビルメンになった人達に聞いた転職理由4点セット

お疲れ様です。三冠王(仮)です。

ビルメンになった人達に実際に聞いた4大転職理由をご紹介します。

ごめんなさい。資格の4点セットではなく、転職理由の4点セットです笑。

転職理由と言っても「縁の下の力持ちとして建物を支えている設備管理業に興味を持ちまして〜〜」という面接でよく言うような建前の理由ではなく、本音の理由です笑。

この記事を読むことで

ビルメンにはどういう人間が集まるのか
ビルメンにはどういう人が向いているのか
がわかります。



高卒・元フリーター・コミュ障-3



ビルメンになった人達に聞いた4大転職理由

これはビルメンあるあるだと思うんですけど、

現場に新しい人が配属されてくると、「出身はどこ?」から始まって転職理由や保有資格、家族構成まで根掘り葉掘り聞かれてしまうんですよね笑。

初出勤の翌日、勤務シフトの都合でまだ1回も話したことのない初対面の先輩にいきなり「よろしくね!君、電験持ってるんだって?」なんてパターンも珍しくないです。

そんなビルメン社会に15年以上いる私がこれまでにビルメン本人たちに聞いたリアルな転職理由をまとめてみました。

するとビルメンになった理由はだいたい次の4つのどれかに当てはまってきます。

1. 高齢・未経験でも出来る仕事だから

2. 人とのコミュニケーションが苦手だから
  (機械が相手だから)

3. 楽な仕事だから

4. 学歴・職歴がないから



個別に解説

1. 高齢・未経験でも出来る仕事だから

リストラされてビルメン

50代で会社をリストラされたり、長年勤めていた会社が倒産してしまったりすると、説明するまでもなく次の仕事を探すのが無理ゲーです。

特に独立系ビルメンテナンス会社では高齢・未経験の方でも普通に採用されますので、職業訓練校経由で資格をいくつか集めた年配のおじさま達がビルメンになるケースが非常に多いです。

また、電気工事士や長距離ドライバーをされていた方が、子育てがひと段落したので給料が下がってもいいから肉体的に楽な仕事がしたいと40代50代で転職してくるケースも。



2. 人とのコミュニケーションが苦手だから(機械が相手だから)

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厳密に言えば機械だけが相手ではないので、ビルメンとはいえ最低限のコミュニケーション能力は必要です。

空調機(エアコン)やポンプなどの点検とトラブル対応がビルメンにとってのメイン業務なのは事実であることと、他の業界に比べればコミュニケーション力がそこまで必要ないのもまた事実です。

よって、私のような陰キャと呼ばれる内向的な性格の人も現場に必ず何人かはいます。



3. 楽な仕事だから

ビルメンは楽な仕事である

あくまでも私見ですが、

「できれば働きたくない。自分が食べられる分だけ稼げればいい」って感じの方が独立系には多いです。

また、系列系に多いのですが、学歴が大卒でコミュニケーション能力もあるのにわざわざビルメンに転職してくるような人の転職理由はだいたいコレ笑。

私が現在勤務している系列系ビルメンテナンス会社の若手社員も、「そこそこの有名企業に入れてもやりたくもない営業をやらされて年収700万とかより、言われたことだけやって年収500万の方がコスパがいいっす」と言っていました笑。

ただし、現場次第で天国にも地獄にもなりますし、人それぞれ価値観の違いもあるので必ずしも「ビルメン=楽」ではありません。ご注意を。



4. 学歴・職歴がないから

低学歴の仕事

「1. 年齢・未経験」と同様、特に独立系ビルメンテナンス会社では高卒や専門卒、正社員歴がなくても採用されやすいです。

・・・ここまで説明してきて気づいた方もいらっしゃると思うのですが、誤解を恐れずに言うと「五体満足であれば・・」という側面が少なからずあります。

とはいえ、10代からずっと引きこもっていた人が社会復帰のため30代でビルメンに挑戦!とかは流石に厳しいかと。



終わりに

15年以上ビルメンをやっている私が現場で聞いてきた本音ベースの転職理由をご紹介しました。

何か特別な作戦がない限りは、採用面接で本音を言わないようにしてくださいね笑。

現場からは以上です。

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