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塾なし受験 算数②


①の続きになります。
こちらはようやく計算に躓きがなくなった子向けです。
躓きが見られるお子さんは

からどうぞ。

ここでの目標は
・計算問題を落とさない
・1行問題を落とさない
・大問の問1を確実に取る
です。


基礎固めと頻出対応


いわゆる1行問題と大問の問1対策です。

いえ、ここを抑えれば偏差値40台の学校は射程に入りやすいです。
もちろん、得手不得手、難易度だけでなく入試問題との相性もありますので、絶対ではありません。
が、基本的な部分ですので必ず今後も生きる内容だと思います。

こちらの「本当の算数力が身につく問題集」を先にやります。
そこまで量がありませんので、まずはやり切ります。
あやふやでしたら周回を。
問題なければ次へ。

次は「出る順[中学受験算数]覚えて合格る30の必須解法」を3回はやります。
記憶力の高い子はパターンを覚えてしまいますが、構いません。
やりたいのは、たとえば比などは
・何と何を比較するか
・図に表すとどうなるか
が文章を見て理解できるか、というのが重要です。
文章題を自分の中にきちんと落とし込んで理解しているか、が見たいポイントです。
問題を解いている様子を見て、判断してください。
もう解く様子が肝なので、ぜひリビング学習を。


もう少しやれるなら

最初に設定した
・計算問題を落とさない
・1行問題を落とさない
・大問の問1を確実に取る

についてはかなり角度が上がりましたが、もう一息ほしいところであれば演習あるのみです。

まずは問題数が多く全体を網羅するならこちら。

解き方も丁寧なので自力でできるのも良いところです。


少し足りない図形問題には


1行問題を中心に進めると、どうしても演習が足りないのは図形問題。
学校によって、ガッツリ出る、基本的なものだけ出る、などありますので一概には言えませんが、過去問で図形問題が頻出ししかも難易度高めな様子でしたら、もう少しフォローしましょう。



ただ、子供によっては図形のある一分野はよく解ける、があります。

本当は、まんべんなくやってほしいです!
でもすでに六年の秋でやっぱり苦手…!とかなら捨ててしまって得意問題で乗り切るのもありかとは思います。

実は合わなかった問題集

問題集でうちの子はだめだった!というのも上げておきます。

人気のある本だと思いますが、我が家には合いませんでした。
これは、「計算をミスなく早くするために何に気づくか」をトレーニングするための本だと思います。(もちろんそれだけではないですが)

そのため、計算問題のスピードが早く、加えて「他に何ができる?」ともう一歩踏み込んた好奇心旺盛タイプはハマりますが、我が子のようななんとか問題解くのにひーひーしてる子には、ミスマッチでした。

偏差値60オーバーの子の方が「え!これ面白いじゃん!」とノリノリでしたので…(笑)
多分、普段の問題からもっとなにかできないか、と言う探求タイプには良いかと。

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