口癖はごめんなさい。
口癖は?
って聞かれたら、なんて答えるでしょうか。
私は誰かに聞かれたら、当たり障りのないことを言います。
でも、本当の口癖は「ごめんなさい」かもしれません。
「すみません」「申し訳ございません」「ごめんね」「本当にごめん」
「ごめんなさい」に限らず、謝罪が口癖みたいなものです。
本当は嫌だけど、「ありがとう」より「ごめんなさい」の方がたくさん使います。
毎日毎日ごめんなさい。
生きにくいです。
私は人の心がある程度読めるのですが(超能力ではなく敏感なだけです)、相手が怒りだとか、悲しみだとか負の感情を抱いてると、私はそこでその負の感情の原因が自分だと仮定して反省会を始めます。
何をやらかしたのか。
なにか気に触るようなことを言ってしまったのか。
そこですかさず「ごめんなさい」。
昔からの癖です。
高校生の頃に「謝り癖があるから直した方がいい」って先輩に言われたけど、咄嗟に出てしまうため未だに直りません。
小学生のとき、いじめっ子から嫌な事を言われる度に謝っていました。
本当にごめんなんて思っていません。これ以上傷つくことを言われないために、自分を守るために「ごめんなさい」。
自分が折れれば治まるならば、何度でも「ごめんなさい」。
「ごめんなさい」とさえ言っておけば、これ以上傷つくことはないって、昔から自己防衛の手段として使っていました。
本当はね、嫌なんです。
自分を守る言葉が「ごめんなさい」って。
どうせなら、もっと明るい言葉に守られたいです。
そんなことよりも。
自己防衛で「ごめんなさい」を使いすぎたら、本当に「ごめんなさい」したいときに、心から言えないんじゃないかって思うんです。
私の中で今、「ごめんなさい」は本当に謝りたいのか自己防衛なのかあやふやになっています。
心から謝りたいときに謝れるように、自己防衛として「ごめんなさい」を使うのを辞めたい。
時間はかかってもいいから、もう少し優しくて、温かくて、私に寄り添って肯定してくれる言葉を味方に付けられたらなあって思います。
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この間、精神的にしんどくて休みの日1日寝込みました。
夕方に起き上がって、せっかくの休みの日にこれじゃダメだと言い聞かせ、重い腰を上げて期日前投票に行ってきました。
その帰り道に見た花火です。
歩いて少しのところに行っただけだけど、空から
「よく頑張ったね」「偉いよ」
って、ご褒美を貰った気がしました。