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挑戦#5 石川自主夜中㊗一周年

 こんにちは。きのこ🍄です。大学3年としての春休みを迎えました。とはいえ進路に向けて準備しなきゃいけないってことで毎日勉強といった日々を送ってます。とまあまったく脈絡のない前置きをしたところで今回は夜間中学1周年記念イベント「夜間中学のみらい in いしかわ」についてのお話です。本来、例のウイルスがまん延してなければこども食堂と関連したイベントが行われていたのですが、そうもいかない状況ということでオンライン(zoom)での開催となりました。自分ともう一人の学生とで担当させていただいた部分もあったので概要と合わせてそちらのお話をしようと思います。

イベントの流れ

 トップにある画像のホワイトボードに書いてあるものがスケジュールになりますが少々見づらいのでここでも書いておきます。

1. 開会挨拶
2. 夜間中学とは?
3. パネルディスカッション
4. 質疑応答
5. 推薦状交付

 この中で自分たちでは2及び3の部分を担当させていただきました。2は先日投稿した夜間中学イベント@金沢大学のときに行った夜間中学について「はじめまして」の人向けに説明するというものでした。つづいて3では画像でもう察しがついているかもしれませんが馳氏とのパネルディスカッションをさせていただきました。

パネルディスカッションにて...

 「夜間中学とは?」の説明は別段取り上げてみることも思い当たらないので割愛しますが、一つ上げるなら前よりも格段にしゃべりが下手だったなという感じです。この日はずっとそうでしたが緊張がすごかったですね。

 で、ここで挙げたいのはメインといっても過言ではないパネルディスカッションの方です。裏話をすれば、実は僕ともう一人の学生とはパネルディスカッションを担当することを直前まで知らずにいて(まあもしかすると...という予感はあったのですが)、着いてみたらなんとまあお相手が馳氏だというからびっくりしましたほんとに。
 とはいえこんな貴重な機会そうそうないことですからやるからには、と身も気も引き締まる思いでした。

 正直なところ、残念ながら緊張のあまり話した内容をあまり覚えておらず、ちゃんと話せていたか(ディスカッションを成立させられていたか)怪しいところですが、覚えている範囲でお話しします。

 司会は発起人Kさん(無茶ぶりの主犯。まあいつもそれを楽しめているから問題なし)。質問の一つにあったのは、昨年の夜間中学イベント@金大について、僕が話した次の言葉についてでした。

「自分も含め、今の大学生は”ぬくぬく”過ごしているように思う。自身の知らない世界が存在していることを知って、できることをやってみてほしい」

 この言葉に関してもそっくりそのまま話したわけではなかったと思いますがだいたいこんなところを言った気がします。この発言についての意図や経緯をお伝えしました。そこで馳さんから飛んできたのが次の質問。

「”ぬくぬく”できないひとについてはどんな思いか」

 正直、考えたことがあまりなかったポイントで結局ちゃんと答えられていなかったように思います。「ぬくぬくできないひと」は義務教育を通常通り受けることができていない人という意味で使われたようですが、ふと考えると自分の場合はボランティアとして生徒さんに教えることもありますが「どんな思いか」というと特に思いつかなかったというのが本音です。

 今思えばですが、これは自分としては怖く思うところでもあります。ボランティアとして自分のできることをという姿勢を見せかけているだけで実際は「ボランティアをしている自分」に酔っている「偽善」でしかなかった可能性もあるし、逆に無意識でも「伴走者」としていることができた可能性もある。ただまあ、これまでの自分を振り返ってみれば後者であると思われる(思いたい)ところです。何より悔しいことがあるとすればここまで思慮が至らなかったことは大きな反省点ですね。

 そのほかの議題にあったこととしては学生から見て印象的な生徒さんの話(もちろん個人が特定されない範囲で)や、夜間中学の運営に際してのICTの導入についてがありました。後者についてはコロナ禍における石川県内の小中学校教育を鑑みて、導入は可能であるということでしたがこれについては、今回のイベントについてもそうですが、僕たちボランティア含む支援者側もそれができるような状態にしていく必要があるかなと感じました。

 イベントを終えて

 ここからは全体についての感想になります。
 zoomイベントが初だったとはいえ様々にトラブルが発生していたのも事実ですからここは全体的に改善していかなければいかないと感じました。あとは僕自身の話ですが、緊張であそこまでガタガタになってしまうとはまだまだだなという感じです。パネルディスカッションはいわばその場の対応力がもろに出る場面ですから、今後のためにもアンテナを高くして情報を集めておくとか単純な話す力であるとかもっと高めたいです。

 さて、実は自分の夜間中学での活動について主に書いてきたこのnote。夜間中学に関わり始めて1年がたってしまったということにただただ「早いなあ」という感想しか出ません。令和3年度も相変わらず公私問わずコロナに邪魔されてきたなあと、そんな振り返りになってしまいますが、でもそんな中でもやれることはやってきたかなと感じています。それこそ大学で夜間中学のイベントができて、一緒に活動する仲間が増えたのは大きな一歩だったと思います。

 さて2年目。どんなにあがいてももう1年後には大学を卒業し(きっとしてるはずたぶんmaybe)、おそらく金沢からいなくなる身。直接かかわるのが難しくなってしまう前にまだまだやれることがある、そう信じて、また邁進していこうと思った私きのこでした。

 長々とした文章でしたがここまで読んでくださりありがとうございました。いろいろ多忙な身ではありますが今後ももっといろいろ情報を発信できればと思います。

例のごとくまとまりがありませんが今回はこの辺で終わります。
寒い日が続きますがご自愛くださいませ。

ではまた。

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石川自主夜間中学のHPが新しくなりました!

以下のURLから覗いてみてください。広報担当による活動の記録もご覧いただきます。


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