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ソラがハレるまで(ボドゲの遊び方など)

以前こちらの記事で取り上げたボードゲーム「ソラがハレるまで」につきまして、1月に届いてからはや3ヶ月、ようやく重い腰を上げて遊び方の確認をいたしました。やっぱね、冬はしんどいからね。多少あったかくなってからでないとね。

ご支援くださった方ありがとうございます。ステッカー、どちらかというとフレークシールなんですけど、いります?(ざっくりしすぎ)


遊び方を画像で紹介するよ


ボドゲの説明書はテキストベースだったので、現物の写真を使って手順を可視化しました。これを仲間内で共有すると具体的にイメージがつきやすいかなと。


登場人(?)物はこの子たち。
wataribiさんの作品を、キタンクラブさんがカプセルトイ化した商品です。みどりちゃんは私によるリペイントの非売品。

プレイヤーの分身、鉱石ねずみ

でははじめます。

プロローグ

鉱石ねずみたちはみんな仲良し。
でもあるとき、しろちゃんが高いところから落ちて亡くなってしまいました。
「そんな……」「明日も遊べると思ったのに」
「なんて言えばいいんだろう」「しばらく誰とも話したくないや」

そんなこんなでもやもやしていると、
「誰かに突き落とされたらしいよ」
「いや、実は自分の意思で落ちたみたい」
といった根拠不明の噂も流れてきました。
しかし、しろちゃんの家族に確かめるのも気が引けるし……そもそも、弔いには死因は関係ありませんよね。

とはいえ、この状況ではしろちゃんを喪った悲しみや、しろちゃんの思い出話を共有することも難しい。
ひとりで思いを募らせるのも、なかなか精神的につらいなあと感じていたそのとき。

みどりちゃんがこのボードゲームを見つけてきました。

セット内容をざっと解説

3~8人がよいとのこと

……得点を表します。裏返して配置します。
……いわゆる「親」のマーカーです。
長靴……チーム分け用のチップです。人数に応じてかえる/かたつむりの枚数を取り、混ぜてから裏返して配ります。自分が所属するチームは最後までわかりません(最後までめくらない)。※これを使わない遊び方もありです
カード……トークテーマを決定するものです。

はじめよう!

しろちゃんも空から見守っています

じゃんけんやら何やらで、傘を持つ人を決めます。今回はうみちゃんが最初に持つことになったようです。

何が出るかな

傘を持っている人は、カードを1枚めくって読み上げます。
傘を持っていない人たちは、故人についてそのテーマで話せることを考えます。

発言順は譲り合おう

しろちゃんの好きだったお菓子について話す面々。

今回は解像度の勝ち

傘を持っている人は、話の中で一番「それっぽい!」となった人を選びます。
うみちゃんは、すみれちゃんを選んだようです。(正確性が重要とは限りません。感覚ベースでいきましょう)

っぽいポイント

指名された人は、雲のチップを1つ選んで裏返し、手元に置きます。
すみれちゃんは「3ぽい」ゲットしました。まあまあの運ですね。

1ターン終わり

ここまでの流れをひととおり終えたら、傘を隣の人に渡します。
うみちゃんの次はももちゃんが傘を持つことになりました。

傘を持った人も話したいよね

先ほどと同様に、カードをめくって出てきたテーマを元にみんなで話します。
今回は誰が「ぽい」認定されたのでしょうか?
雲のチップをめくったあとに、傘を持った人も含めて余談タイムがあってもいいかもしれませんね。

しろちゃんも幸せそう

雲のチップがなくなってソラがハレたらゲームセット。
長靴を裏返してチームを確認し、「ぽい」の合計点で勝敗が決定します。
ただまあ勝敗をつけない遊び方もありとのことで、長靴を配らない、得点計算もしない というパターンでもよいようです。

いずれにせよ、話すきっかけになればいいからね。


あとがたり


カードに書かれたトークテーマは全部で30種類(フリートークを1つ含む)。

テーマやターンのないおしゃべりだとどうしても「喋りまくる人」「話題をぽんぽん飛ばす人」「ひとつの話題にこだわる人」なども出てきてしまう一方で、こういったゲームの形式だからこそ様々なテーマについて各人の見聞きした故人の話をすることができ、互いに知らなかった部分を補填しあうことで、より故人に親しみがわくようになるのではないでしょうか。



悲嘆反応の強い時期やしんどい人に無理やり話させるのはあまりよくないものの、時間が経ってしまったからこそ話のきっかけがあるといいな、と思うことはあります。



ご入り用の際は、お問い合わせいただけましたら駆けつけます。

というか、これを使う会を自発的に企画するかもしれない。わかんない。生活費とか病気のこととか再就職とか、なんにもわかんないから……(完)

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