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記録

賽銭箱、小銭が戻ってくる昔のコインロッカー、あるいは香典返し

昨年冬、私が狂気に駆られて、かき集めたものたち。いつか消されてしまってもせめてテキストだけでもログを残しておきたくて作った物々。サービス終了する可能性もなきにしもあらずだけど。

終盤の課金部分に載せてみることにしました。でも、返還要請すれば実質無料です。その手間を惜しまない人よりも惜しむ人に見てほしい、かもしれない。


いない人を思い出すとき、異世界では花が降るそうです。

あちらの上野公園の桜はきっとずっと咲いてるんだろうなあ。


さだまらないオバケとの出会い

たまたま。本当にたまたま、こちらから探していた訳でもないのに、あちらからふぁぼってきたから目に入ってしまったプロジェクト。

グリーフケアは「遺族が抱える死別の大きな悲しみ=悲嘆(グリーフ)に寄り添うことで心の回復をサポートする取り組み」ですが、グリーフを抱えるのは遺族に限らず、血のつながりがなくても大切な人や仲のよかった人を亡くせば誰もがグリーフを抱える可能性があるのではと考えました。
グリーフの重さや大きさに関わらず、死別を経験したすべての人が気軽に手にとって心の整理ができる、そんなプロダクトを作ろうと決めました。
そして、心を整理するためにカウンセリングで利用されている「外に気持ちを発散する」という手法を知り、「話す」ことをメインとしたカードゲームと「書く」ことをメインとしたノートを作りました。カードゲームは複数人で、ノートは一人で、それぞれ故人との思い出に向き合い心を整理していきます。


とのこと。


正直私はものすごく喋りたいし、喋りたかったです。でも、思い出すとどうしようもなくなる気持ちも分かります。自分の知らない故人の一面を知ること自体を拒絶したいときもあるでしょう。私はあるとき気まぐれに録音音源を聴いたら、もう聴けなくなってしまいました。「いない」をくっきりと突きつけるのは暴力かもしれません。そういう点では、謝りたい人たちがたくさんいます。


このプロジェクトが始まったきっかけは下記のとおり。

身近な人を亡くした時、自分自身も悲しいのに、自分より深く悲しんでる人を見るとその人の前では自分の悲しみは吐き出してはいけないように感じました。また同時に、悲しんでいる人にどう声をかけていいのか分かりませんでした。
突然の死のショックを受け入れられない、かといって誰にも話すことができず心の整理もできないまま、故人のことを考えないように心に蓋をして日常を過ごしてきました。
だけど、このままだと故人との大切な思い出も忘れてしまったようで虚しい。死は悲しい出来事だったけど、生きていた頃の楽しかった思い出もずっと忘れずに大切にしたい。
”大切な思い出があるからこそ、勇気を出してきちんと死と向き合いたい”と気づきました。

そして、ただ集まって何も決めずにフリートークをするよりも、このプロダクトがひとつの「形式」として有効活用できるのではないかと思っています。(たとえば、喋りすぎちゃう人の抑制とかにね)

ノートは個人でやるやつらしいので一旦置いといて、とりあえずは複数人でプレイするカードゲーム(ボードゲーム?)の部分についてのスクショを抜粋します。どうでもいいんですけど、ボドゲのこと「仏゛」って表示するセンスすごく好き。


ソラがハレるまで(ボドゲ紹介)

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で、これを手に入れるためのプランがこちら。

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無職に7000円は結構キツい

ということで、もしやりたいなって人がいたら記事下部からサポートくださると喜びます。クラファンのためのしょぼいクラファン。サポートくださった方にはリターンのステッカー差し上げます。あるいは、在り物でなんかアクセサリーとかミニフィギュアでも作ります。人望と技術が試される……


ここからが本題(課金部分までもうすぐ)

伏線回収。冒頭で話した、私の冬~たった今までの成果を一覧にします。まあ、個人でも頑張ればできるんだけど。学校や仕事のある人たちが頑張らなくてもいいように、私が頑張りましたってことで。おひねりくださいな。返還申請もできるし、気軽にね!


もうそろそろ「誰のこと」なのか知ってる人や察してる人が多いと思うのであえて触れませんが、ヒントとしては、一番長期間にわたって有料支援してたのはこの私。とか言っちゃって。でも私はたぶん何でもない存在ですから。あるいは、そういう関わり方が良くなかったのかもしれない。確かめようがないので、楽観的な方を採ります。


はい、じゃあいきますよー


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