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ホームホスピスとか介護とか本気でいい仕事って思ってる

中三の長男が長崎での修学旅行から帰ってきた
何にも言わないからぜんぜん分からない
行く前も帰って来てからも
それでも楽しみにしてるっぽい様子と
楽しかったっぽい感じは全身にまとっていて
よかったねって思う
長男の喜びとかわくわくとか
感じて場面を想像するだけで
涙が出てくる
嬉しくて
この感覚は何なんだろう
すっごい泣ける
よかったねえよかったねえ楽しかったろうねえわくわくしただろうねえって
勝手に想像して泣ける
こんな姿は誰にも見せないし言わないから
他の人の我が子に対する感情がどのようなものなのかは知らないけれど
これはやっぱり自分の産み落とした生命体への強い愛着なんだろうな

こないだ話した同世代のママさんは
子供がつらい目にあってると自分のことのようにつらく感じていられなくなるんだって
わたしそれはあんまりなくって
学校でしんどいめにあったとか
友達とうまくいってないとか
それは彼の問題とすっぱり割り切って感じられる
骨折したときもほっぺに釣り針刺さった時も
おお大丈夫か!!と傍観者になれる

母との関係が自分の育児にも影響するって確かに
母はわたしにあまり干渉してこなかったし
自分のこと優先して楽しんでる人だったから
わたしへの無関心に慣れていた 
それでも母はわたしの喜びを人知れず喜んだこともあったんだろうか
想像つかないけど

それまでの関係性が老いてからの介護にでたりするのもよくあることで
介護している母親の容体が悪くなると自分のことのようにつらくなる人
年老いた母親に少しでも長く生きてほしいと医療の力を求める人
ドライに割り切れない感覚は
それまでの関係性なんて簡単な言葉にはおさまらない
それこそお腹にいた時からの双方の感情の積み重ね
いうたらそれ以前の母の母とのやりとりとかともつながってるんだろうとかまで考える

地域づくりを本気でしてるあつい男の台詞
自分たちの関係は紙っぺら一枚から始まるんじゃない
そうだよね
要介護になる前からのその人を知って感じて介護してく大事さ楽しさ
目の前のこの人のケアをすること
身体拭くこと食べさせること
技術としてはすぐに出来ることだけど
目の前の人に思いをはせること
遠い過去その祖先にまで思いをはせながら
ゆっくり食事を口に運ぶ

割り切れること割り切れないこと
本当に人間て面白くって
色々な考え感情の根っこには何か理由があって
色んな事を感じれる考えれる知ることができる
それは目の前に弱った肉体を晒してくださっている皆さんのおかげ
介護をさせていただける
仕事としてお金もいただける
こんなありがたいことってないって本気で思ってる
介護を本気でしてるあつい女の気持ち

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