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30過ぎての反抗期。”もっとお母さんと一緒にいたかった”。
前回、ハードモードな人生として手術のことを書きました。
こういう”身体”のトラブルはわかりやすいのですが、
”メンタル面”でのダークモードって意外に大人になってから気づくよなあ、と感じます。
その一つは、わたしにとっては、母との関係。
・鍵っ子だった幼少期
わたしの家は共働きだったので、物心ついた時から
母はずーっと仕事している姿が焼き付いています。
小学生〜中学生まで鍵っ子でした。
弟がいるのですが、小学生時代は、弟と一緒に学校から帰ってきて。
ランドセル置いてすぐ近所の公園で友達と遊んだり、学校に行ってバスケしたり。
当時は、”こんなもんか”というか、あまり深く考えてなかった。
お母さんもお父さんも働いてて、
夕方は子供だけで遊んで、夕暮れにお母さんがお弁当とか
お惣菜を買ってきて、お父さんも帰ってきて、
それを食べて、寝て、また次の朝がくるっていうだけ。
大人になって大爆発、遅れてきた反抗期。
![](https://assets.st-note.com/img/1716530775139-bhUzOR03Iw.jpg?width=800)
30歳過ぎた頃に、あるきっかけで、幼少期の母親との関係を見つめ直すという
めんどくさい作業をして。
まあ、いつか向き合わなきゃいけないことなんだろうなあ…とは思ってた。
ボロボロ涙を流しながら、
幼いころの記憶を呼び起こして、どんな思いだったか、
どんなふうにして欲しかったか、ノートにしこたま書いた。
その時、湧いてきた感情が怒りと寂しさで。
”わたしはもっとお母さんと一緒にいたかった。”
”ずーっと寂しかった。”
”もっとたくさんコミュニケーションを取りたかった。”
”どうしてわたしを放っておいたの?”
そんな気持ちにね、30過ぎて気づいたんですよ。
もう、親元を離れて、結婚して、子供も産んだ、大人のわたしが…。
(そしてその思いを手紙して母に送りつけるというエピソードは後日。)
大人になった今だからこそ。
![](https://assets.st-note.com/img/1716531585269-qDR5P0NZiz.jpg?width=800)
大人になって、自分も母親になった今だからこそ、わかることもたくさんあるのだけど。
子供を育てるって、本当に大変。手間も、体力も、お金もかかる。
なんかね、息子を見てると、自分の子供時代のことを思い出すんです。
小さかった自分が抱えてた感情とか、思いを。
その感情って、癒してもないし、綺麗に水に流せてるわけでもない、
向き合って乗り越えたわけでもなく、
ただただ、そのまま心にあり続けてて。消化できないままなんです。
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