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NLP、行動療法、心理療法、催眠暗示療法等よりも、気が万能で絶対か? といえば、万能で絶対ではないのだけれど

何故、「気」に重点を置いてのご相談を受けているのか?
その理由は、今まで20数年間の間に、
NLP、行動療法、心理療法、催眠暗示療法等、
各種技法を取り入れご相談などに応じてきまして、
良くもあれば、危険なこともあると理解したからです。
全てが全てここに書くのは一冊の本以上になってしまいますので、
簡単にお伝えしますと、
例えば、うつ病のことでいうと、
うつ病の方でも、
そもそもの生まれや家庭環境などからで、というケースもあったり、
直近などで、計り知れないショックや何らかの酷いストレス的な出来事からで、というケースもあったり、
何らかの大きな手術後に、というケースもあったり、
出産や生理など、というケースもあったり、
脳の異常、というケースもあったり、
その他、十人十色様々なのです。
この例えで言うと、
そもそもの生まれや家庭環境などから、のケースで少しお伝えさせて頂きますと、
例えば ネグレスト等をはじめとする虐待や貧困家庭や施設育ちなど
よくある話が「暗示」などによって、その過去のショックな記憶自体を良いものに変えるなどということや、
「心理療法」を用いて、カウンセリング技法などによって読み取り、適切な方法を導いたり、気づきを与えたり、または「心の内を発散」することによって・・などをするわけですが、
例えば ネグレスト等をはじめとする虐待や貧困家庭や施設育ちなどのケースでは、
そのカウンセリングなどを受け一時的には、話をしたり理解者ができたという安心感で、楽に感じられる場合があるのですが、
しかし逆に古い記憶を引き出して「気」にさせてしまい、「悪化」させる場合が多いのです。
普通の生活環境下に於いて、
他の人を見て「あーなんで自分はあんな普通の家庭じゃなかったんだろう」
公園など人が楽しんでいる所に居合わせて「あー自分は親からあんなに楽しく接して遊んでもらったことがない」
「あの人の持ち物いいな。。裕福や普通の家庭に生まれ育ってたらこんな苦しみは無かったのに」
そして、テレビなどを観ても、
幸せそうにしている人を見て、こんな残念や妬みなどが引き起こってくるようになり、やり場のない怒りや、逆にどんどん自分が生きてい事自体を希望のない残念な気持ちを抱いたり、
どこに行ってもこのような苛まれた気分が付きまとうようになるケースを沢山みてきました。

気づきがあって、だから次に進めるタイプは、まだ「気」がそこまで低下していないだけであって、
そうではなく、「気」自体がそもそも低下気味になっている人には、気づき自体が逆効果になりうるわけなのです。

正直な話、
余計な事を「気」にさせなければ、それ以上の苦しみや問題はなかったであろう事を
改めて余計な事を「気」にしたが為に、状態を時間の経過と共に悪化させているだけというパターンが多々あるのです。

そして、それを療法する側は、そのような家庭環境など身で経験していない、ある程度は恵まれている家庭育ちの人が多くを占めますので、その人の「本当」の気持ちが分からない。
「こういうケースだから、こうすればいい」という事しか対応できないわけです。
悪戯に触ってはならない「パンドラの扉」をこじ開けてしまっているような状態ともいえます。

余計な事を「気」にした後に、
「余計な事を考えず、忘れてリラックスしてください」
などは、そんな簡単になれる筈もないわけです。
それを忘れ去る、気にしないでよい、要するにそれに立ち向かえる強い「気」が必要になります。
「気」がかなり低下している場合は、「休息」が必要ですし、
「休息」の仕方が肝心です。
「休息」がある程度してそのような「気」の段階になれば、
「気」を少しずつ高めていき、
行動をしたり、人と触れ合ってなどに
順々に移行していかなければならないわけです。
手術後に急に「歩け」と言われるくらい、気の低下の状態の時は 今まで気苦労なくできていたことが困難だったり、苦痛なのです。

「気」はベースは「呼吸」から可能なのです。
何か他の事を思い出したり、気にすることはなく、
単に呼吸を重視すれば、
今まで動けなかった自分が、
元気がなく疲れやすかった自分が、
布団から出られず寝ないとしんどかった自分が、
少しずつ動けるようになってゆくのです。

「気」を高めれば、ショックに強くもなります。
「気」持ちが強くなってくるので、元気が湧き出てきます。

これまでNLP、行動療法、心理療法、催眠暗示療法等、
各種技法を取り入れご相談などに応じてきましたが、
結果的に「気」に重点をおくようになったのは、これが理由です。

全てが全て書ききれませんが、ご判断いただければと思います。

まずは「呼吸」を「気」にされてみてください。
ご自身で克服という事は十分可能です。

呼吸などについては、過去の記事をご参考にされてみてください。

https://note.com/kinokagaku_0/n/n79eaebe76249


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