2024年7月にクリアしたSteamゲーム
BitSummitDrift行ってきました。
インディーゲームにハマって1年ほどですが、色んなイベントに参加したり、開発者さん、パブリッシャーさんたちとお話しさせてもらったりして、恵まれてるな~と思っております。
大人になって、自分の意志で行きたいところに行く、という経験にまだまだ新鮮に感動する。
子供のころ、自分が行きたいイベントになんて1年に1度連れてってもらえたらいい方だったのが、1年に何度も自分の好きなイベントに足を運んでそのたびにちょっとずつ知り合いが増えていく。人生を自分で進めるってこういうことだよな~~と思う。
ということで、知り合いなんてなんぼいてもいいのでSteamのフレンド無限に募集してます。よくわからんインディーゲーム一緒にやろう。
ではいきます。
Hi-Fi Rush
やってよかった度 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★
心臓にmp3プレイヤーを埋め込まれた主人公が巨悪企業を打倒しに行くリズムアクション。
Hi-Fi Rushは2023年に出たゲームなんですが、2023年のうちにプレイしとけばよかった~~~!!!!と心の底から思うようなゲームでした。マジで。
とにかくイケてる。すべてのカットが絵になる。パッドの入力も気持ちいい。初めてスプラトゥーンを触った時の感覚。
アクションとしての難易度は高めだけど、ステージごとの作りこみに途方もない時間をかけてるんだろうな、と感じるような執念に似たものを感じました。「傑作」という言葉が本当にしっくりきます。
Staffer Case:超能力推理アドベンチャー
やってよかった度 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★
超能力を使って犯罪を行う犯罪者を、同じく超能力を使って追い詰め、真相を明らかにする推理ミステリー。
日本でもにわかに人気が出ている(インディーゲーム界隈では大ヒットしている)「未解決事件は終わらせないといけないから」と同じく、韓国発のミステリー。
「未解決事件は終わらせないといけないから」にとても感銘を受けたので手を出したものの、「逆転裁判」のような探偵ゲームに触れてこなかった人生なのでちゃんとハマれるか心配でした。
ぜ~~んぜん杞憂でした。心から仲間全員大好きになったし、2転3転するストーリーテリング、終わった後の「あそこってそういう意味か!」な伏線回収、どこを切り取っても魅力的なゲームでした。早く続編出てくれ。
Luna's Fishing Garden
やってよかった度 ★★★☆☆
オススメ度 ★★★☆☆
あることがきっかけで島に流れついた女の子が、島の守り神ルナと一緒に釣りを通じて家まで帰るフィッシング物語。
Stardew Valley風の釣りシステムで、あちらよりも釣りに重きを置いてある分より早い段階でアップグレードを行うことが出来る。
2~3時間でクリアできたので他のゲームの合間にちょうどよかった。
エンドコンテンツはなく、魚の種類も限られているのでとことん釣りゲーを楽しみたいという需要には応えられないかも。
9 Lives to Defend
やってよかった度 ★★★★☆
オススメ度 ★★★☆☆
家主の不在中にネコちゃんが害虫から家を守るヴァンパイアサバイバーズライク。
他のヴァンサバライクとの差別化点を挙げるとすると、「ネコに九生あり」よろしく9回まで死んで大丈夫なこと。何回死んだかもクリアには関係ないのでゲーム不慣れな人にも勧めやすいヴァンサバライクでした。
ヴァンサバと違って、武器枠に制限が無いのも◎。
あとカットインがかわいい。ブリティッシュショートヘア、人懐っこくていいよね。
Sayonara Wild Hearts
やってよかった度 ★★★★☆
オススメ度 ★★★★☆
恋に破れた主人公が愛を取り戻すため、壊れた世界(=主人公の心象世界?)を救う3Dリズムアクションゲーム。
これもね~~~良かった。リズムゲームといってもシステムが一辺倒な訳ではなく、こんなのもあれば
こんなゲームもあれば
こんなゲームもあったりする。
とにかくストーリーが先にあり、そのストーリーを説明するためであればゲームそのものを作る、みたいな気概を感じます。想像を膨らますまでもなく作るのに途方もない時間かかってそう。
リズムゲームが苦手でも救済措置があり、エンディングまでスルッと見ることが出来ます。これがセール中1000円なの凄い。買いです。
Buckshot Roulette
やってよかった度 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★
説明するまでもなく今年大ヒットしたホラーロシアンルーレットゲーム。
こんな場末のnoteを読みに来てくれる人には説明不要だと思うんですが、アイテムを使って
ディーラーとロシアンルーレットをし続ける †闇のゲーム†
Inscryptionを思い起こさせるようなホラーチックなグラフィック、見た目とは裏腹なカジュアルさ、クオリティに対して350円という安さ。どこを切り取っても今年一番成功したゲームの貫禄があるな~~~~~という感じでした。
Chill Aquarium
やってよかった度 ★★☆☆☆
オススメ度 ★★☆☆☆
自分だけの水槽を作る放置ゲーム。
今年に入ってから色んな放置ゲーム触り始めたんですが、その中でも特にやることや戦略が無い、ただ単純に放置することが正解のゲームでした。ゲームか?
個人的にはあまり刺さらなかった、水槽のレイアウトをちょこっと変えられるのもそこまで自由度がない……
BGMは良いから放置ゲームとしては及第点あるのかな。
Claw Machine Sim
やってよかった度 ★★★☆☆
オススメ度 ★★★☆☆
ゲーセンに引きこもってただひたすらクレーンゲームをするだけのシミュレーター。
本当に説明することがない、ただただクレーンゲームをするだけ。
ただ、景品の質感がめちゃめちゃリアルなのでその写真だけ載せてこのゲームの紹介終わります。
Stacklands
やってよかった度 ★★★☆☆
オススメ度 ★★★★☆
カードパックを開ける→出てきたカードを組み合わせて色んな素材を作る→村を発展させるが目的のタスク管理カードサバイバルゲーム。
例えば、人間を石に重ねる(stack)させると、石から火打石が出てきて、その火打石を木の棒と重ねると焚火になり……という風にカードを組み合わせながら食料を確保して、村が発展していく様子を見守る
めちゃめちゃ面白い、めちゃめちゃに面白いんだけど、こういうタスク管理やストラテジーゲームは常に最適解を出さなければ損した気分になってしまうから、めちゃくちゃ神経使ってプレイしてしまう。その結果プレイ後どっと疲れが出てしまうから、次回プレイしようとしても腰が重くなってしまうんだよな~。めちゃめちゃ面白い(3回目)んだけど、リプレイ性の観点から言うとちょっとしんどいかもな、という感じでした。でもめちゃめちゃ面白い。
Zup!
やってよかった度 ★★★☆☆
オススメ度 ★☆☆☆☆
パズルゲーム。
ゲーム性はあまりなくて、このゲームをプレイした理由としては
実績がめちゃめちゃ稼げるというまったく本質でない理由と
色んなアルファベットを始めとした文字を実績で獲得できるから、というまったく本質的でない理由です。殺してくれ。
バンドルでこれだけ買ったのでこれからもチマチマ実績増やしていきます。完全な欺瞞。
終わりに
4月にプレイした「未解決事件は終わらせないといけないから」、7月にプレイした「Staffer Case:超能力推理アドベンチャー」は共にMasa Keiさんという翻訳者の方が翻訳していたゲームで、どちらも2024年プレイした中でもトップクラスに心に残るゲームでした。
7月の終わりに発売された「オグと秘密の森」もMasa Keiさんが翻訳を担当しているようで、これも8月に入ってからプレイしてますがめちゃめちゃいいゲーム。インディーゲームにハマり始めてから、素晴らしい翻訳者の方々を知ることが出来て、翻訳者の方経由で知るゲームも増えました。
本アカウントはインディーゲーム翻訳者の方々を応援しております。
先月はたった1つのゲームのプレイに狂っていたので、7月は普段通りゲームプレイできてよかった。やっぱりイベント行って色んなゲームに触れるとモチベ上がるね。
ということでありがとうございました。来月もよろしくお願いします。
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