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何も要らないけど何もなかった

母は4年前にいなくなったので
この3年はGWに帰省した際に
祖母の介護をしている母の姉に
母の日として花を渡すことにしている。

母の姉は
いつでも何かしら花を飾っている。

祖母も母も
すぐ花を枯らしてしまうので
貰った時しか花瓶は登場しなかった。
サボテンも枯れたぐらいだ。

お陰でと言うと怒られそうだが
私も花は苦手になってしまった。

花を飾っても
どのタイミングで処分してよいのかわからないし
捨てるのも忍びない。

そんな訳で
母の日は"花はいらないよ"と夫や息子たちに
言ってきた。

プレゼントも特に要らないと伝えている。
もし買ってくれるとしても
消え物,スイーツで良いと思っている。

日常使うような物をもらった場合
もしボロボロになったり壊れたりしたら
捨てるのが忍びないからだ。

だからといって手紙も要らない。

なんとなく今日は色々とやってくれるな
と思える日であったら
母の日はそれで満足だ。
もし子供達にその気持ちがあれば。


別に期待はしていないのだが
今日は本当に何もなかった。
まぁそのように教えてきたのでそれでいいのだ。

ただ
息子たちが結婚して
母の日や誕生日など何もしなかったら
嫁にボロクソ言われるのではないか
それだけが今から心配である。

エッセイ本の出版の為に書き続けます!よろしくお願いします!