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これまでの自分の歩み~折れない心⑧~

生保業界における仕事の価値観が自分の中で納得できす、退職をしたのですが、この時は正直勢いで退職してしまったため、次の就職先が決まらないまま辞めてしまったのです。

もちろん転職紹介媒体にも登録しましたし、ハローワークにも登録をしてすぐに転職活動を始めました。そして初めて人材紹介会社にも登録をしてアドバイザーの方から職務経歴書の書き方も教えていただき、作成しました。

この段階では、塾講師の塾長や自治体の郷土研究職、その次に教育事業関係の営業職という希望でお願いしていたのですが、まず自治体系の研究職はそもそもが募集がなく、学習塾についても教科を教えるアルバイトの講師の募集はありましたが、塾長候補というのはなかなかありませんでした。

人材紹介会社のアドバイザーの方から「今は、選り好みをしていたら年齢的にも転職先は見つかりませんよ」と言われ、戦略を変えて業界は問わず「営業職」に絞ってチャレンジしてみましょう、ということで自分の中でチャレンジできそうな募集にどんどん応募して、面接を受けていきました。

しかし・・・10社、20社、40社と面接を受けても1回はあっていただけるのですが、その後が続かず落選続きの状態に。転職活動をして3か月ぐらいたっても全く先が見えない状態が続きました。アドバイザーの方から衝撃的なことを言われました。「木下さんの経歴は、学校の教員歴が一番長く、営業職のキャリアはあっても短いので、民間企業の採用側から見ると、民間企業実績がほとんどないので、そこがおそらくネックになっていると思います」とのこと。それと「年齢的にも30代であればまだ採用枠も広がるのですが、40代というのは企業側にとってもよほど実績やスキルが高くないと採用判断としては難しいですね」

自分の中でも相当の焦りが生じて、面接を受けても受けても「ご縁がなかった」の通知ばかりの日々。貯金もそんなにあるわけでもなかったので、奥さんと息子を抱えている主としては本当に情けなく、元来明るい気性ではあるもののこの時の自分は、かなり追い詰められていたなぁと思います。

ただ、自分の中で「もう一度教育に関わる仕事がしたい」という思いから退職を決めたことをもう一度心に刻みなおし、自分自身に問いかけ、きっと思いは叶う!そのための努力を惜しみなく続けていくしかない!と改めてマインドセットし直して、教育関係(人材育成系の研修会社など)を中心に改めてアドバイザーの方にもご協力いただき、募集があればどんどん応募しまくりました。

そして転職活動を始めてちょうど半年が経過し、面接78社目。。関西を拠点にしている研修会社の東京支店での企画営業職の一次面接が通り、二次面接も好感触で終了。そして。。

2か月間の大坂本社での研修を受けることが可能であれば採用との通知!もちろん家族にも相談しOKとなり、その会社に就職することができました!ここまで正直、心が折れそうな瞬間が何度あったことか。。手ごろな就職口で手を打ってしまおうか、本当に自問自答の繰り返しでしたが、自分の希望の業界で就職できたことに心からホッとして、人材紹介会社で結果を聞き、その帰り最寄り駅に降りた時には、涙で景色がぼやけました。これで奥さんにも安心させてあげられる!そして早速、大阪で2か月生活する準備をしなければと。。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。次回は「教育研修業界」編です!

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