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これまでの自分の歩み~折れない心④~

中学2年の夏の3者面談で担任から「木下君は中学卒業したらどこに就職するんだ?」という衝撃の言葉を聞き、改めて野球もできない中でこのまま本当に就職しか道がないのか・・・と悶々としましたが、でも野球ができないのなら、いっそ勉強に力を入れよう!と切り替えたのです。

そこから夏休み一か月間は、各教科の先生にお願いして学校に行って時間があればわからないところを徹底的に教わって、家では問題集を夜中も寝ないぐらいの勢いで猛烈に勉強をしました。おそらく人生で一番没我没頭して勉強したかもしれません。


そして、中学2年の2学期に実施された中間テスト。ここで大きな事件が起こります。学年で下から数えて2~3番目だった私が、クラスでトップの成績になったのです。(笑) 担任の先生もあっけにとられてました。もちろんというか、カンニングしたのではないか・・と疑われるほどでした。それはそうかも。

完全に勉強に自信を持った私は、中学校3年生の1学期には学年で10位以内にまでなり、それまで野球一辺倒だった自分の進む道に、いくらかの選択肢ができたことを感じてました。そして2学期に入りすぐに、教頭先生に呼ばれて、ある私立高校の優先入学の話があり、もしよかったら受験してみるか?と言われ、断る理由もなかったので受験することになりました。

そして年が変わって中学3年の3学期すぐの1月末にその私立高校の優先入学試験を受け、合格しました。そして実はその間に、ドラマの「金八先生」の最初のシリーズが始まっていて、完全に感化された私は、「将来、学校の先生になって日本の歴史を伝えたい!」という夢がこの時から生じていたのでした。

この後、高校生活もまぁ、色々とありましたが、大学まで進み、結局教員採用試験では合格できずに、印刷会社の営業職に就職することになります。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。次回は社会人編のお話です。

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