第3章:100名&100時間コーチングへの挑戦〜コーチ1年目の軌跡〜
COACHING CAMP by mentoでコーチングを学ぶことを決意した私は、未来の自分への期待を胸にDAY1の授業に参加した。そこで私は衝撃的な事実を知ることに。その衝撃からこれまで閉ざしていた重い扉を開き、新しい挑戦へと足を踏み入れることになる。
↓COACHING CAMPでコーチングを学ぶことを決意するまでの過程はコチラ。
4ヶ月で50時間セッションの課題が出される
COACHING CAMPのプログラム期間は4ヶ月。その間に50時間分のセッションをしないと、mento登録コーチの試験への受験資格を得られないことを知る。
この事実はその当時の私のとってあまりに衝撃的だった。
「え…?単純計算、月に13~14時間?ということは13~14名の方にコーチングを提供する必要があるということ…?」
私は焦った。
私はできるだけ自分のリアルな繋がりにおける知り合いに、コーチングを学んでいること、コーチングを提供していることを明かしたくなかった。
かといって私はSNSが苦手で、ほとんどSNSに投稿することもやりとりすることもなかった。
そんな中、月に13~14名の方にコーチングを提供するなんて、今の私の人脈では到底不可能なことが目に見えていた。
勇気を出してtwitterに投稿してみた
「…やるしかない。」
そう思い、まずは自分の知り合いの中でも、仲の良い信頼できる友人に声をかけた。
またその当時ほとんど触っていなかったtwitterに勇気を出して下記のように投稿した。
結果としては予想以上の反響があり、この投稿だけで数十名の方からお声がけいただいた。
twitterの世界は優しい世界だった。
全く知らない方もいいねやリツイートをしてくださったり、私のコーチングを受けたいと言ってくださったりして、私の新たな挑戦を見ず知らずの方々が応援してくださった。
4ヶ月で100名&100時間コーチングに挑戦すると決める
おかげさまで、始めて1ヶ月で35名&30時間のコーチング実績を積むことができた。
「このペースなら4ヶ月で100名&100時間コーチングも夢じゃない!」
COACHING CAMPの同期のみんなは、本業がありながらこのセッション課題に取り組んでいたので、本業がない私はみんなの倍の実績を積もうとこの時に誓った。
有料&継続セッションの壁
COACHING CAMPの課題だった50時間セッションをクリアしたタイミングで、有料に切り替えた。
極端に新規のお申し込みの数は減った。
「有料における新規クライアント獲得」は大きな課題だった。
そしてもう一つの悩みは「なかなか継続に繋がらない」ことだった。
私はまた焦った。
あの当時、様々な先輩コーチに相談したり、インスタグラマーの友人に宣伝してもらえるようお願いしたりと、とにかく必死だったことを覚えている。
たくさんの方のアドバイスやサポートを経て私がやったことは下記だ。
・諦めそうになった時は、「やれること全部やり切った?」って自分に聞いて、とにかく自分を知ってもらえるようなアクションをし続ける
・セッション後に必ずアンケートをとり、お客様の声を集める
・継続セッションに対するクライアントの懸念を聞く。その懸念を払拭するために私ができることを提案する
・私はあなたをサポートしたい!という想いを伝える
・少しでも価値があると思ってもらえるようなセッションができるよう、学びと実践を積み重ね、セッションに全力で挑む
上記を意識したり、行動に移したりすると、有料でも体験セッションを申し込んでくださる方や、継続してくださる方が増えるなど、目に見えて結果が出始めた。
100名&100時間コーチングを達成してみて
チャレンジを始めて4ヶ月で、宣言通り100名&100時間コーチングを達成した!
そしてコーチングを初めて4ヶ月で、30名以上の方から継続セッションのお申し込みをいただいていた。
4ヶ月で50時間のセッション目標に対してでさえ、不可能だと思っていた私にとって、想像ができない未来を実現した。
どうしてこのような目標を達成できたのか。
それは不可能だと思っていたことに潜む、ほんの少しの可能性に挑戦したからだと思う。
挑戦前の私は、
「知り合いにコーチングを提供するのは嫌だ⇨(なんか恥ずかしい。仲の良い人にどう思われるか分からない。嫌われたくない。)」
「SNSは苦手だ⇨(継続的に投稿したり、リアクションしたりする時間が無駄。面倒。続かない。他の人の投稿で一喜一憂したくない。)」
のような、やらない理由や言い訳をたくさん持っていた。
今の時代、「やりたくないことはやらなくていい」という考え方があるのは事実。
でもそこまでやってもないのに、やったことないのに、やりたくないって決めつけていることや、自分には向いてないと思っていることはないか。
私の場合、まずは100名&100時間コーチングを通じて、「あらゆる人と出会い、あらゆる人の悩みや課題におけるコーチングにチャレンジしたい」というやりたいことがあった。
そのやりたいことを達成するためには、たくさんの方との出会いを作ったり、継続的に接点を持つ機会を作ったりしていく必要性がある。
望んでいる未来を実現していくためには、やらなければいけないこともある。
歯を食いしばって乗り越えなければならないこともある。
とことんやってみて見える世界や、気づくこともきっとある。
私はそう思う。
そして私は結果的に100名&100時間コーチングに挑戦してよかった。
当初はやりたくなかった、知人への声かけやSNSでの発信などをやってみて、私のことを応援してくださる方が増えた。
物理的な距離はあったとしても、心は繋がっている感じがした。
また実際にコーチングを提供させていただいた方は、9割近くが初対面で、性別、年齢(学生さん〜50代の方まで)、置かれている状況も様々だった。
普段の生活ではなかなか出会うことのない、あらゆる境遇の方とのセッションができたことは、私のコーチ人生における財産になっている。
このnoteが誰かの前に進むための勇気になれば嬉しい。
次回は、第4章「どん底からの新たな挑戦」にて。
またお会いできることを楽しみにしています!
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