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時間
最近、時間の経過が早く感じるようになった。
今だって前回noteを更新してから1週間たっていて驚いている。
あまりにも早く感じるので来年には僕の寿命が尽きてるんじゃないかと心配になったりもする。そこで、なぜ時の流れを早く感じるようになったのか少し考えてみることにした。
思い当たる大きな理由はやはり年齢である。というのも僕が早いと感じるようになったのは時々はあったが20歳を超えてからなのである。20歳を超えると誕生日の嬉しさのピークは過ぎてしまい、年をとりたくない、大人になりたくない、ずっと子供でいたいと心中でお経のように唱えるようになった。ということは裏を返せば時間の大切さに気付き意識するようになったということでもあるのだが、気にしすぎてしまっているのではないか、これが1つめ。
次に考えられる理由は、1日になにかをする時間がどんどん増えているから、ということだろうか。僕は多趣味だ。自分で言うのもなんだけど、写真を撮ったり、歌を歌ったり、ギターを弾いたり、本を読んだり、編集作業をしたり、とにかく好きなことが多い。でももちろん最初から全部趣味なわけもないので、だんだん年を重ねるうちに増えてきたのだが、近頃は増やしすぎたかなと思うこともある。やりたいことが多すぎて1日では絶対に全部できないのだ。だから1週間ごとにローテーションを組んだりもする(大抵実行されない)。
だが、したいことが多すぎるのにやらなければいけないことも多い。今年はコロナの影響で夏セメスターはオンライン授業で実施されているのだが、とにかくレポートの量が多い。屋根裏のホコリのように無限湧きしてくるレポートたちと闘いながら、合間を縫って趣味に興じる。しかし僕にはそんな時間ではほぼ何もできないのと同じなのである。こうして常に課題と趣味両方を追いかけているのだから、むしろ時間の経過を早く感じることは必然であるとすら言える。「じゃあ趣味を減らせばいいじゃん」と言われそうだけど、僕が趣味を諦めることはおそらく今後もない。
大きい理由はこの2つくらいしか思い当たらなかったが、年齢に関しては禁術を編み出して大蛇丸になるくらいしか若返る方法はないので、時間の節約に全力を注ぐしかない。しかし僕は前述のとおり趣味の時間を減らす気はさらさらない。そうなると残ってる道はひとつで、やらなければいけないことから逃げるのみである。
周りの友人たちは皆就活に励んでいる。
僕はなにもしていない。
ただひたすら、時間がゆっくり流れてくれることを祈るばかりである。
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