コオロギの味
本、図書館、本屋さんが大好きな次男は
言葉のセンスが面白い。
先日、虫が大好きな長男のためにと
こおろぎスナックなる初めての昆虫食を
買ってみた。
長男次男と一緒に食べたかったけど、
兄が帰宅する間に、さっさと宿題を済ませて
コオロギスナックより早く図書館に行きたい雰囲気を醸し出すので、先に次男と食べる。
「コオロギの味、しないね…」と私が言うと、すかさず、
「コオロギの味、知らないでしょ?」と笑いながら、「いてきまーす!」とカツオのノリで図書館へと向かった。
その表情も間も愉快で楽しい初コオロギだった。
その後、長男が帰宅して、どんな反応かなと
また一緒に食べる。
「コオロギの味、しないよねー」と言うと
「確かに…」とか言いながらパッケージ凝視。
「やっぱり虫はすげー」などとぶつぶつ。
つまらん…
だけど四者四様の男四兄弟育児はなかなか
滑稽だ。
次男との愉快な会話の数々もまた
小出し小出しにしていこう。
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