『自分の中に毒を持て』
2005-04-23 18:13:43
という一冊の本がある。
筆者は岡本太郎。
そう、「芸術は爆発だー!!」のあの人である。
私は彼の言葉がとても大好きだ。
彼の本を初めて読んだ時に、
「私がずっと感じてたことは、
こういうことだったんだ!」と思った。
『人間は自分をきつい状況に中に追い込んだときに、
初めて意思の強弱が出てくる。』
『己が最大の味方であり、また敵なのである。』
『たとえ、結果が思うようにいかなくったっていい。
結果が悪くても、自分は筋を貫いたんだと思えば、
これほど爽やかなことはない。』
『何か、これと思ったら、まず、他人の目を気にしないことだ。
また、他人の目ばかりでなく、自分の目も気にしないで、
萎縮せずありのままに生きていけばいい。』
『何かすごい決定的なことをやらなきゃ、
なんて思わないで、
そんな力まずに、チッポケなことでもいいから、
心の動く方向にまっすぐに行くのだ。
失敗してもいいから。』
『まったく自信がなくってもいい、
なければなおのこと、死にもの狂いでとにかくぶつかっていけば、
情熱や意思がわき起こってくる。』
『人間は精神が拡がるときと、閉じこもるときが必ずある。
強烈に閉じこもりがちな人ほど、逆に広がるときがある。』
『やろうとしないから、やれないんだ。ただそれだけのことだ。』
『人間にとって成功とはいったい何だろう。
結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、
努力したかどうか、ではないだろうか。』
『本当に生きるということは、自分で自分を崖から突き落とし、
自分自身と闘って、運命をきりひらいていくことなんだ。』
(出所 岡本太郎『自分の中に毒を持て』青春出版社)
どれもこれも私に勇気を与えてくれる言葉。
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