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THE MATCH 2022

He who is no courageous enough to take risks will accomplish nothing in life.
(リスクを取る勇気がなければ、何も達成することがない人生になる。)
モハメド・アリ


天心は、もう規定のラストマッチを終え、無敗のままボクシングへ行く途中。武尊は、K-1最強に君臨し続け、向かうところ敵なしの最中。

お互い、無意味と言っては何だけれど、正直受けるメリットはない試合。言い換えればリスクしかない試合だったのにも関わらず、世論の声も相まって、お互いその試合を望み続け、いざこの2022年6月19日に実現。お互いの魂のぶつかり合いには、ただただ圧倒されるばかりでした。

私は武尊選手のハードパンチャーぶり、特にラウンド数を増すごとにパワーがみなぎり前へ前へ詰めていく姿勢、絶対に最後まで諦めず倒れない真の強さにとても憧れていました。仕事で辛いことがあった日は、「武尊 KO集」などyoutubeで調べて泣きながら見るほど笑。

一方の天心選手も大好きで、天真爛漫で人懐っこく、無理難題を突きつけられても軽々乗り越えていく彼の姿は本当に胸がすっとする思いでした。仕事がストリート系のアパレルということもあり、ストリートに通ずるフットワークの軽さ、コラボ精神はとてもリスペクトしていました。

だから、大好きな二人が戦うのは見たいような、見たくないような、もうどうしたらいいのかわからない不思議な気持ちでずっとモヤモヤしていました。実は、試合が終わった今も、ふわふわして現実味のない感じ。

2020 RIZINの感想漫画でこんなこと書いてました

1Rの天心選手のダウンはお見事でした。本当に全ての動きが早くて、観客席からも???状態でした。しかし3Rのいつもの「猛攻の武尊」が出てきた時には思わず席から腰が浮き、「もしかしたら…!?」とこちらをワクワクさせてもらいました。

肩を落として花道を帰る武尊選手には思わず涙がちょちょぎれてしまいました。本当に、すごい試合をありがとうございました。とにかくゆっくり休んで、肩にのしかかった重圧から解放されてください。

実生活では辛かったりどうしたらいいんだこれということが連続して参ってしまいますが、二人の拳を思い出して自分を鼓舞していく次第です。

バルコニー席というフカフカでめちゃくちゃ当たりの席でした

P.S
天心選手vs武尊選手抜きにすると、原口選手vs山崎選手の試合が個人的にはベストバウトでした。漢気で試合を受けた山崎選手、先輩の胸を借りるような気持ちの入った原口選手のKO、しかと受け止めました!!

きん

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