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"うつくしさ"は変わらず永遠に〜bonobos東海道三次vol.10@代官山UNIT〜

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先日bonobosのライブに行ってきました。bonobosを見るのはオリハルコン日和の日比谷音楽堂ぶりなので、な、なんと12年ぶり!!!そして、生のライブにいくこと自体2年ぶりです。

bonobosは私が大学生の時に一番好きだったバンドの一つ。強烈なベース音と美しいボーカルのサイさんの歌声のハーモニーが特徴的なダブバンドです。代表曲は「Thank you for the music」ですが、結構年代によって音楽性が変わっており、今はかなりジャジーで大人っぽい雰囲気のバンドです。

会場に着くと、カップではなく個別のペットボトルにてドリンクをいただきました。足元はグリッドで分かれていて、ソーシャルディスタンスが取れるような仕組み。至る所に除菌スプレーもあり、感染対策ばっちり!

ほどなくして暗転し、メンバー登場!まずは朗らかなスカの雰囲気漂う"うつくしいひとたち"!みんなで体を揺らしながら、素敵な音楽を聞く体験が久しぶりすぎて、一曲目ですでにウルっときてしまいました。

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特にbonobosは低音チームの音圧が強いので、肌やお腹とか全身で音楽を聴いているような感覚を久々に思い出しました。演出のライトが自分にも照らされてすこし眩しかったり、隣の人の拍手が伝染していく様子とか、その場を共有しないとわからない現場のリアルさってありますよね。

bonobosの音楽は言うまでもなく最高でしたが、今回は蔡さんの紡ぐ歌詞の中でも"うつくしい"という言葉がすごく自分の中に響きました。

こういうご時世になって、不要不急のものは排除されて、政治や世の中の論調に嫌気がさし、虚しい気持ちになることもしばしば。

だけど、たまに早起きした時の朝焼けの広がりとか、人の優しさに触れた時の心の喜びとか、まだまだものを感じる心は死んではいないはず。伸びやかな声で、あなたとわたしの世界の"うつくしさ"を歌い上げるbonobosの音楽は、ずっとずっと人生のBGMとして心のジュークボックスに備えておきたいなと強く思いました。

この星のどこかでときおり叶えられてる愛
それが今、ここにある
この美しさ、このさよならさえも
(グッドナイトより)

まさに!このリリックがリフレインするようなライブでした。素敵な時間をありがとうございました!

新曲のnot loveめちゃくちゃカッコよかった!
アルバム、楽しみです!!

きん
Twitter→@heaco65

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