見出し画像

ライブレポ:SEKAI NO OWARI Tour 2021-2022「BLUE PLANET ORCHESTRA」

あけましておめでとうございました。
2022年の目標の一つ、「ライブレポートちゃんと書く」を実現するため、こちらで書いていこうと思います。
このご時世だけど、このご時世だからこそ、このご時世のライブをきちんと残して行きたい。
これまで50回近く色んなアーティストのライブに行ってきたけど、レポートは多分2回くらいしか書いたことがない。ので、全然上手く書けるとは思ってません。お手柔らかにお願いします。

2022年、一発目のライブはSEKAINOOWARI。
自分でも驚いたが、初めてのセカオワでした。勝手に行ったことあるつもりでした。実は、母が深瀬強化オタで10年近くファンクラブに入っており、その熱量が功を奏したのかアリーナ16列目という素晴らしい席を引き当てました。母に感謝。なお、ヘッダー画像はTwitterから拝借しました。

セカオワとの出会いは、中1か中2だったような気がする。幼馴染がスタパレを教えてくれた。
この頃はまだ漢字表記の「世界の終わり」だったと思い込んでいたけど、トイズファクトリーに移籍した時にローマ字になったようなので、私が出会った時は既にローマ字表記の「SEKAINOOWARI」だったことになる。

なお、「漢字時代の曲の方が好き」とか言ってしまうような痛い中学生だった。もちろんそれはまだマシな方のエピソードである。
例えば、幼馴染の家の亀に勝手に「かめじん」と名付けたり、深瀬さんがきゃりーちゃんと付き合って凹んだり、、セカオワにまつわる痛エピソードには枚挙に遑がない。
でも、正直2人が別れた時にtwitterに載った「we broken up」の暗号が一番痛かった。アーティストとファンは似るのかもしれない。

という思い出話はさておき、ライブレポートに入る。

会場へ入ると、ステージには赤いカーテン。時計を模した照明。
そして、宇宙色に光るグランドピアノが浮かんでいるのが見える。

今回のツアーのテーマは「BLUE PLANET ORCHESTRA」。
ホールを宇宙船に見立て、我々はその乗員として乗り込む。
開演前のアナウンスも宇宙旅行を意識しているようだった。

いよいよ開演。
一曲目は幻の命。
オーケストラ隊が並ぶステージに、宇宙服を着たメンバーたちが登場する。
この宇宙服がとても本格的で、どう考えても歌いずらそうな衣装なのに素晴らしい演奏・歌唱力。すごすぎる。

もっとすごいのは、楽曲のオーケストラアレンジ。
今回のツアーに向けて、全曲リアレンジしたらしい。
オケアレンジと言えばヒゲダンのイメージがあったが、正直セカオワの方が相性いいんじゃないか?と思ってしまうほど、素晴らしかった。

思わず涙が出たのは二曲目の虹色の戦争である。
中学生の時からずっと聴いてきた曲の生演奏、しかもなぜか歌唱パートではなく間奏部分のギターパートで涙が出てきた。なぜかは分からないが、多分当時なかじんのことが好きすぎたからだと思う。

ちなみに、虹色の戦争はもともと「人魚姫」というタイトルだったらしい。
他にもスタパレは「眠れる町」だったり、RPGは「ぼくらを乗せて地球は回る」だったりと、原型をとどめていないのが面白い。スタパレに関しては全然眠れない曲になっているし。

あと、実はライブで初めて聴いたtearsも良かった。
壮大な冒険が始まるエピローグのような爽やかなサウンド。
過去の絶望と、その先の現在でようやく見えた希望。

思わずセカオワの10年と深瀬さんの36年に思いを巡らせた。

RPGに「君に出会えて 僕は本当に良かった」という歌詞がある。

ライブでは、深瀬さんが沙織ちゃんに向かってこのパートを歌った。
深瀬さん、沙織ちゃん、なかじんの幼馴染トリオが真ん中に集まって歌うシーンもあった。
本当に、間違いなく、深瀬さんはこの2人に出会えてよかったし、LOVEさんも含めてセカオワとして活動できてよかったよ。

それ以外にもLove the warsやDeath disco、Fight musicなど、過去の名曲もかなり贅沢にやってくれてとても嬉しかった。

ツアーは残すところ4公演。
チームセカオワが健康第一で走り抜けられますように。
















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?