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金目鯛的!フルマラソンで準備しておいてよかったもの

 

著者近影

 こんにちは。金目鯛です。すっかり涼しくなりましたね。何をやってもしんどかった夏に比べれば、格段に身体が動くようになってきた気がします。さて、涼しくなったということは…フル/ハーフマラソンのシーズン開幕です!昨年の今頃を思い出すと、ボッチ練からの初マラソンが金沢ボッチ遠征と、なかなか過酷な日々を送っていました。

 フルマラソンの距離なんて走ったことないし、ましてや、大型のフルの大会なんて出たことないし…と不安ばかりでした。事前準備やレース戦略。色々調べたけれど、何が正解なのかわからず…とにもかくにもトライ&エラーの精神で臨みました。(金沢マラソンの記録は別記事をご参照下さい)

 ただ、本番で「エラー」側になってしまうと、本当に辛い。最後の最後ならまだ我慢できますが、中盤戦であればどうしようもないまま半分以上を過ごすことになります。大阪は典型的な失敗でした。

 そこで、今回は金目鯛が3回のフルマラソンを経験して、「こんなん初心者が気づくの無理ゲーでは」と思ったことをお伝えします。たいていは検索すれば出てくるのですがが…誰かの「助かった!」になれば幸いです。

はじめに

・鯛は金沢~神戸~大阪と3度フルマラソンを走っています
・タイムはすべてサブ3.5です
・どちらかというとスピード側よりもスタミナ側に苦労しています

事前準備編

ワセリン

・必ずワセリンを塗りましょう。腕の擦れるところ。股の間。足の指先。
・そして…乳首
・馴染みはないですが、遅ければ遅いほど歩数は多い(歩幅は狭い)ので、 擦れる回数もそれだけ多くなります。必ず塗りましょう
・鯛はヴァセリンか、ガーニーグーを使っています。どちらも小さいサイズ があるので遠征に便利


ガーニーグー

日焼け止め

・冬なので油断しがちですが、4時間も空の下にいれば普通に焼けます
・汗もかくし、水をかぶることもあるので、ウォータープルーフ必須です
・鯛はビオレのアスリズムを使いました。ちょっと重いです。

レインコート

・10月末のマラソンならギリ不要かもしれませんが、マラソンは普通に
数十分。長い大会なら1時間ぐらい待機時間があります。走る前提なので薄着です。めっちゃ冷えます。100均のもので構わないので買っておいたほうが良いです。
・大抵、1㎞ぐらいまでにごみ箱があるので、そこで捨てましょうスタート直後に捨てるケースもありますが、その際は雰囲気で絶対分かります。マナー的には…ですが、側道に向けてぶん投げられたレインコートが頭上を飛び交う大会もあります
・形ですが、ポンチョタイプやパンツはやめといたほうが良いです。スタート直前や走りながら脱ぐのが大変難しい。できれば古き良き前ボタンタイプにして、思い切りよくバッと脱いでしまいましょう

ゼッケンの位置

・気になる人は気になるポイントです
・走り始めてからは修正できないので、ベスポジを探しましょう
・個人的には乳首を結んだ線に上辺が来るぐらいが邪魔になりにくいと思います(また乳首…)

補給食をどこに入れるか

・スマホを持って走るかでも違うかな~とは思いますが、ポーチかパンツが主流です
・最近はマルチポケットパンツのような、腰回りに入れるタイプが流行りかな?
・鯛は2XUなので、腰回りに入れています

補給食について

補給食は大きく分けて①カロリー②ミネラル/栄養素③カフェインの3つの摂取が目的になります。ただ、鯛が大切だと思うのは④気分転換です。

①カロリー編

・とにかく甘い!やってる感が出る!って感じのものが多いです
・マラソン中は体内のエネルギーで走り始めますが、後半戦は枯渇します。それを補うためのカロリー摂取が目的です。
メダリストなんかがイメージに近いですね
・鯛的には、他の②③を満たしつつカロリーを取れるものも多いので、あまりカロリーだけのものは荷物の制約上選びません

メダリスト

②ミネラル/栄養素

・よくあるのはマグネシウムや塩化ナトリウムです。金沢では35キロで足を攣りました。典型的なミネラル切れでした。
・持って行ったマグオンにもマグネシウムは入っているのですが、いかんせ10月のマラソンは汗が出るので、それだけでは間に合わず…エイドの塩タブをいくつかもらって一気に回復しました
・鯛的にはマグオンをベースにしつつ、塩分を塩タブが塩ジェルで摂っていくのが良いと思います
塩ジェルはメダリストから細いのが出ているので、それを一本ハーフ過ぎに摂っておくとお守りになると思います
・あとはこの時期ならぎりぎり薬局に塩タブが売っているので、買っておきましょう。ポケットのどこかに忍ばせておくと重宝します。ただ、大抵の後半のエイドにはおいてあります
・ちなみに、この塩タブですが、冬になるとびっくりするぐらい手に入れづらくなります。熱中症のリスクが下がるからです

ステマじゃないよ

③カフェイン

・カフェインについては耐性の有無もあるので、人によりますが…
・マラソンでは、勝負の地点までは、できる限り何も考えず淡々と走るのが良いとよく言われます。
・が、一般市民の場合、30キロぐらいで必ず「自分が何をしているのかよくわからない時間が来る」と思います。集中力も意識も0みたいな状態です
・こうなると、ピッチも緩み、ストライドも狭まり、とりあえず動いているだけのような状況になってしまいます
・そういった時の意識の覚醒要素として、カフェインを使うパターンが多いと思います。あとは序盤から入れても別に構いません
・そこで今度は何にする?という話ですが、再び鯛はマグオンを選びました。味によりますが、マグネシウム+カフェインというものがあります。
できる限り1つの補給食でたくさんの効果を得たいので

④気分転換

本当に脳が快楽を求める時間があるので、その時に輪郭のはっきりした好きな味を口にすることは大切です!
・好きな味を選びましょう。そしてできれば走りながら一度味見しましょう!鯛はこんだけマグオンマグオン言うてますが、味が好きという理由でメダリストのグレープフルーツを1つ持っていきます

⑤モルテン

・⑤??という感じですが、今の補給食(レース前、レース中)の主流はモルテンです
・あんこを使わずにようかん作ったよ~みたいな味がします

・1本1,000円するので、かなり割高に感じますが、エネルギーの吸収のされ方が異なっており、なんかいい感じらしいです
・鯛はレース前は320を半日かけて飲んでカーボローディングに回してます

番外編~いつ補給する~

・鯛は「給水所の手前で摂る」を推奨します
 理由①:目印にしやすい
 理由②:ゴミが捨てやすい
 理由③:ジェル甘すぎて口の中~給水ですっきりなので、給水後に一気にリフレッシュできる

続くかは未定です

金目鯛

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