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成海有紗プロの謝罪について

【名を晒されるのは仕方なし】

 前回のnote「小声すぎるポンと不適切なツモ」で書いた後、当事者たちが発信したことで話題になっているようである。

 これは「夕刊フジ杯」の放送対局がない別会場での出来事だった。
 そのため、わざわざ積極的に世間に出す必要はない。
 だが、隠ぺいするべきものでもない。

 プロの試合なので、もしメディアが取材を申し込んでくれば会場での観戦と報道を許可するのが普通だし、そこでこういった小さな「事件」があれば取り上げられ実名報道されてもおかしくはない。


 今のところ注目度が低いからそうならないだけであって、あったことすべてがさらけ出されてしかるべきというのが、本来の姿だ。

 主催者がNGを出すとしたら、チームオーナーからの要望だろう。たとえばAというチームがBというメディアと大喧嘩しており、取材拒否をしたいと言われたら、主催者として何かしら考えなければならない。

ただ、試合会場であった出来事については、チームのオーナーが何を言おうと隠ぺいや改ざんはできない。

 それが基本姿勢である。

 したがって、選手たちも試合であったことを発信するのは自由だ。控室などの舞台裏を晒すならお互いの許可が必要だが、試合会場であったことを言うのは自由である。
 また、今回の京杜なおプロのように裁定に不満があった時に、その気持ちを発信するのは自由だ。

https://twitter.com/kyoumorinao/status/1558426994500829186?s=21&t=JBbdD9PeV0yg3ZbVAg5gYA

 
 その結果、対局者全員の名前が分かってしまったが、これまた当然であり、仕方のないことである。
 それによって一般の方から色々と言われることにもなるのだが、それがプロの仕事の一部でもあるのだ。

【謝罪は必要だったか】

 京杜さんが発信したツイートに対して、成海有紗プロが数日後に謝罪したが、これに対して「遅い」だのと文句を言う人もいるという。

https://twitter.com/ari_mj_/status/1559133830183022593?s=29&t=JBbdD9PeV0yg3ZbVAg5gYA


 別にそんなに遅くはないし、そもそも謝罪する必要もない。
 この件についての謝罪は、成海さんが京杜さんにすれば良いことであって、そんなこと、当日なされているに決まっているではないか。
 もし、京杜さんが「謝罪がない」と怒っているのであれば、彼女はわざわざTwitterでは言わずに、本人ないしは成海さんが所属するチームに言うだろう。少し考えたら分かることだ。

 これは成海さんが、自分が所属するチームなりに相談をして出した結論なのだろう。
 謝罪文におかしなところもないし、何も問題ないと思われる。

 一方で京杜さんが発したツイートの是非を問われれば、主催者としては

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