見出し画像

【無料記事】選ばれなかった女⑧木村瑠璃プロ【文・飯盛裕美子】

最高位戦日本プロ麻雀協会所属【木村瑠璃(きむらるり)】プロ

彼女は独特なスタイルで、服装にはかなりこだわりがありそうなことが一目でわかる。所作も静かで無駄がなく手慣れていて、発声も淡々としている。麻雀を打ち込んでいるかどうかの基準の1つに「所作」があると思うが、木村プロはまさに所作からそれを感じられた。
木村瑠璃プロとは昨年のシンデレラファイトの予選で同卓した。

他に接点がなかったので、会ったのは後にも先にもこの時だけである。
木村プロのことは豊後散歩でもすでに拝見していた。この時は、とても明るく可愛らしい印象だったので、実際に見かけた時は少しギャップを感じた。

タイミングとしては、1番最後に応募してくださったのが木村プロだった。

竹田さんの時と同じ質問を投げかけてみた。

***
<本企画に対してどんな印象をお持ちになりましたか?>
この企画を知って、キンマに載りたかったなと思った人が私以外も実は居たんだなという安心感にも似たような気持ちと
今まで自分から何かを発信するということが苦手で
この企画に参加するって事は
自ら選ばれませんでした!
悲しい!でも私を見て!みたいな承認欲求がこいつあるんだなーみたいに思われるのが恥ずかしいなとも思いました。

<参加希望のキッカケ>
もっと多くの人に私という人間を認知してもらいたい、これからやっていく色んな活動の足がかりになればいいなという気持ちと
純粋にキンマに載ってみたいという気持ち
で今回参加を表明しました。
なにか手伝える事があれば言ってください
何卒、よろしくお願いします。
***

この連絡をいただいた時に、「恥ずかしい」という気持ちを思い出した。
今年私は35歳になるのだが、ちょっとやそっとの事じゃ恥ずかしいと思わなくなっている鈍感な自分に気づいた。緊張はするんですけど。
最近年下の方とジェネレーションギャップを感じることがままあり、老害化しないように気をつけようと常日頃から考えてはいるのだが、すでに私の「鈍感化」の始まりを自覚し、身が引き締まる思いだった。
更に質問を続けた。

***
①選ばれなくて悲しい!でも私を見て!
と見られる事を恥ずかしいと思われたとのことですが、それでも応募に至ったのは何か心境の変化がありましたか?

黒木さんのnoteを読まれていた場合、どう思ったか教えてください

2の質問にも通づるのですが
参加を悩んでいた時に
黒木さんのnoteを読んで
参加した方が得というところで
タイトル戦なんかも本戦や決勝に行くのなんて狭き門で期待値も高くないけど参加しないとタイトルなんて取れないわけで
それと一緒かなと思い

厚谷さんの引用の麻雀プロとして名前を売りたいなら~
というのを見た時にせっかく目の前に参加を悩む企画があるなら参加してみようという気持ちでDMしました!

2
黒木さんのnoteは最後まで読んでないのですが
確かに何もしないより
参加した方が得かー。と思いました。
***


黒木さんのnoteはやはりとても効果的だったことがわかった。
当たり前のことだが、皆さんにも日々の生活やお仕事があり、考えることも沢山あるはずで。
悩んでいる事を誰かに話せたらまた違った視点も得られるのかもしれないが、そうこうしているうちに時間が過ぎてしまう…ということは想像しているよりも沢山あるのかもしれない…と感じた。

木村プロとは全然話したことがないのでこれから交流をさせて頂こうと思っています。
少なくとも「選ばれなかった」事実から何かを感じて、同じような気持ちを抱いて、一緒に企画をやると決意してくれた木村プロの気持ちと、木村プロのファンの皆様が納得のいく写真と特集を作れるように一生懸命お手伝いさせていただきます。

木村瑠璃プロと、彼女を応援するすべての皆様どうぞよろしくお願いいたします!

ここから先は

0字

近代麻雀noteの記事(漫画、文章)が全て読めます。記事は、Mリーグ、最強戦、漫画、時事ネタ、プロの…

スタンダードプラン

¥960 / 月

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?