【無料記事】魚谷さんがあのとき名前を出してくれなかったら【御崎千結】
まずはこの記事を開いてくれてありがとうございます。
日本プロ麻雀協会の御崎千結です。
雀王戦B1リーグ、女流雀王戦Aリーグ所属、第二期関西雀王、左利き、28歳、A型
私のプロフィールです。
いかに私が自己紹介が下手かわかりますね。
自分の気持ちを文章にするのもあまり得意ではないです。
なので今回は私のこと、というよりは何故一久さんにスポンサードしてもらいこの大会に出られることになったのかについてお話しようと思います。
「御崎、最強戦のスポンサーカップがあるんだけどうちから出ないか?」
一久の久保社長にそう声をかけられて、「出ます!出たいです!」と即答しました。
そもそも私と一久さんとの出会いは、遡ること二年前の最強戦女流プロ最強新世代についての黒木さんのノートがプチ炎上した頃でした。
それについて、自分の気持ちをツイートしたところ、突然麻雀を教えて欲しいという内容のDMをいただいたのです。
なんで私?
もっと有名でもっと麻雀が強い方もたくさんいる中で、若手の私にどうして?
自信がないから断った方がいいかな?
ただ、久保さんの「最初は誰でも初めてで下手なものだし、一生懸命な人を応援したい」という言葉が嬉しくて、麻雀の先生というものを初めてやってみることにしました。
これは後から聞いた話ですが、
その時魚谷さんが引用RTで私の名前を出してくれたことも、先生をお願いしようと思ったきっかけの一つだったそうです。
連盟の選手もいる中で、私の名前を「気になる、強い噂を聞く」と憧れの魚谷さんが言ってくれたことだけでも嬉しかったのに、それが素敵な出会いに繋がるなんて私はなんて幸せ者なんだろうと思いました。
それから月一回くらいのペースで久保家で開かれる勉強会に先生として行くことになりました。
他にも堀慎吾プロなどが先生として来ている中で、自分の会がみんなの為になるように、私も麻雀のことをもっと勉強しなければという気持ちになりました。
あやふやなままでは伝わり辛いから、かみ砕いてわかりやすく伝える言語化の訓練にもなりました。
人に何かを教えるということは、教える側の自分も成長する良い機会なんだと実感しました。
私のことを誇りに思ってもらえるよう、対局結果も意識するようになりました。
勉強会で過ごした時間は、麻雀プロとしての自覚をより強くさせてくれました。
それから二年。まさか自分が一久さんの推薦で、一久さんと知り合うきっかけになった最強戦に出られるチャンスをいただけるなんて、自分で言うのもなんですがなんてドラマ的な展開なんだろうと思いました。
私は特別可愛いわけでも特別有名なわけでもありません。
同世代のプロと比べればリーグ戦の調子は良いかもしれませんが、それだってまだ登山の「途中で一番」みたいなもので、また何年後かには変わるかもしれないものだと思っています。
それでも、私の努力や姿勢や麻雀を評価してくれた方、
そんな私に機会をあげたい、応援しようと思ってくれた一久さん、そして私を応援してくれる方のために勝ちたいです。
いや、いつでも勝ちたいんですよ。
でもやっぱりうまく言葉にはできないけど、この大会は特別なプレッシャーがあります。
私、プレッシャーには強いんですよ。チーム戦も優勝してるし。
だからこれはチーム戦だと思って戦います。
私、一久さん、そしてこれを読んで私を応援したいと思ってくれたあなた、みんなのチームです。
みんなを、私が麻雀最強戦の舞台に連れて行きます。
約束!
6月14日(金)17時開始 麻雀最強戦2024スポンサーカップ【無料生放送】。
優勝者は8月4日のABEMA放送「麻雀最強戦2024読みの神髄」に出場。
A卓に出場する矢島プロの意気込み
2年前に最強戦に出るときに五十嵐プロが書いてくれた激励文
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?