![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147291182/rectangle_large_type_2_cf73479d4add94d8712662e77b909a2f.jpeg?width=1200)
金本さんに無理やり「クソ鳴きドリル」というタイトルをつけられそうになった話【文・木村由佳】
前回は「どうしてこの本を出すことになったか」という話を書いたが、今回はこの本の中で一番苦労した部分について書く。
それは、タイトルだ。
「本を出すのはいいけど、この題名はイヤだ」
川村さんにそう言われた私は脊髄反射で「あんた、コバゴーか」と返してしまった。
2015年に小林剛プロの「スーパーデジタル麻雀」という本を出した時、最後まで小林さんはこのタイトルを嫌がったのだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1720967741387-5Dgh2bVzny.jpg?width=1200)
しかし、川村さんの気持ちもわからないでもない。竹書房の金本さんから提案された書名は「クソ鳴きドリル」。当時大流行していた「うんこドリル」の、完全なる二番煎じである。
![](https://assets.st-note.com/img/1720967762592-SzlsZjb0Ja.jpg)
「でも、コバゴーですら、『このタイトルイヤです』が通らんかったんやで。無理ちゃう?」
川村さんは、「コバゴーと一緒にすんなや。俺は俺だろ!」と完全に怒ってしまった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?