melting

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今年の空は、なんだかこれまでより綺麗なんだ。目も心も奪われる美しさ。こんな空の下で、今まで生きてきた。みんな、今もこれからも、この空の下で生きていく。こんな世界で生きることができて幸せなんだと気づいて明日も生きていく。

もといた場所への道標

雨

愛の周波数528㎐

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いつも見ていた風景。

初めての始まり

こんなに 大きい こんなに 爪が鋭い こんなに 牙があって こんなに 怖い顔 そうだよ 僕は怪物だ あの人間達も言ってた 「怪物は 町に近づくな」 だから 僕は 洞窟に 閉じこもる 洞窟は僕のことを守ってくれる 町のみんなも僕がここにいると安心するだろう これでいい これでいいんだ そう思いながら 安心して 隠れていた ......... 知ってる 本当はこんな穴ぐら嫌だ みんなが 怖がって 怒るから 逃げてきただけだ 僕は なんだ 怪物ってなんだ

Madam Moon

届かないことを わかった上で 手を伸ばした それでもいいと思えた 届かないことを許せた時 届かなかったなにかが 少しだけ触れたような気がした 触れたことが嬉しいのに また 触れたいと必死になった するともっと遠くなった 今度は届くことを諦めた 届かないことを拗ねたんだ 途端　見えなくなるほどに遠くなった それでも願う いつかこの腕に...Madam Moon ------

朝の月は寝ぼけ眼で

朝 君とよく目が合うね 出番は夜だろ？ 夜が寂しくならないように 照らしてくれる君が なんで そんな寝ぼけたような姿で まだ起きているんだい？ 『やっと起きたね。おはよう。 今日も大丈夫そうだね。』 もしかして こんな感じで 気にかけてくれていたりして そんなわけないか 「いつも ありがとう またあとでね

想う

それでいい

シナリオ_18１０１７-01_mp3

『シナリオ』 大した夢も思い浮かばず 流行りの話をしてみたり 背伸びしたような頭の中は 憧れを追いかけ鳴らした革靴 あの子の ことを思っていたけど 彼女の心を引きよせる彼は 恋なんか知らないのか 鬱陶しいほど爽やかで 憧れていたのは となりの となりの 誰かで いつも歩いてたのは 誰かの 誰かのシナリオだったんだ 一瞬を 感じながら 生きていく これは僕にしか感じられない世界で 帰るよ 僕のもとに 帰るよ僕のシナリオに 何年も 飽きない メロディを 歌う彼を 真似た 声 ギターを始めたのは 4歳なんて もう 手遅れじゃないかと落ち込んで 憧れていたのは となりの誰かで いつも歩いてたのは 誰かのシナリオだった 一瞬を 感じながら 生きていく これは僕にしかできない 感じられない世界で 帰るよ 僕のもとに 帰るよ 僕のシナリオに 転んでいい 泣いていい ダサくてもいい 一瞬を 感じながら 生きていく これは僕にしかできない 感じられない世界で 帰るよ 僕のもとに 帰るよ 僕のシナリオに