見出し画像

【車売却】セルフオークションが凄く捗った件

出来るだけ高い価格でかつ、短時間のうちに愛車の査定から契約を完了させるため、複数の買取業者を同時刻に招いて、その場で一番高い査定額を提示した業者さんと契約するセルフオークションの形式をとりました。 

その結果、オークション前の査定額15万円を約30万円にすることが出来ました。

この方法はメリットしかないと思うので、やり方やポイントを紹介します。

メリット:

□ 相見積もりなので査定額の高い業者を選択できる

買取査定額を上げるための常套手段としては、相見積もりを取ることですが、複数の買取業者とやり取りするため非常に時間を取られます。

□ 相見積もりなのに短時間で決められる。

今回取った同一時刻に複数の業者さんに査定して貰えば、一回の見積もりが少々時間を要すことになりますが、それでもバラバラに査定をしてもらう場合に比べれば、半分以下の時間で業者決定、契約に進むことができます。

□ 業者同士で牽制しあってくれるので、売り手の自分が優位に交渉を進められる。

通常の査定では買取業者は出来るだけ、低い査定額で買い取ろうとします。
そのため、すぐに査定額を言わずに売り手に希望額を先に出させるなど、駆け引きをしてくるため、そのやり取りが人によっては非常にストレスがかかります。

□ 買取に負けた業者さんは潔く交渉を止めてくれる。

相見積もりをした際に面倒なこととして、買取業者をほぼ決めたところで、他の業者が電話などでさらに高い額を示すなどをして交渉し続けようとすることがあります。
今回紹介した方法なら、その場で勝負が決着するので、そんな心配もありません。

□ 買取業者も他社が同じ車両に対して、どの程度の価格をつけるかという情報収集の場になる。

同一時刻に買取業者さんを呼ぶ人はかなり多いらしく、今回私が集めた業者さん同士で顔馴染みという方もいらっしゃいました。
最後に提示された金額の書かれた名刺を皆さんスマホにとって持ち帰ってました。

特にメリットで強調したいのは、売り手が優位に交渉を進められることです。
買取査定の場は、買取のプロと素人の売り手という構図になります。丸め込もうとする業者さんに対して交渉するのは精神的に疲れます。
オークション形式にすると買取のプロ同士の駆け引きによる価格提示になるので、売り手側はストレスを感じることなく相場にあったほぼ最高価格が提示されることになります。

ポイント:

□ 査定額を提示完了後に即契約すると宣言する

査定後にすぐ契約が貰えるとなれば、査定に来た担当者も、本部の上司に対して査定額積み増しの交渉をすることが出来ます。

□ 引取時期、希望価格は明確する

引取時期や希望価格は業者の査定額に大きく影響しますし、絶対に業者から確認されます。ここでブレてしまうと査定に時間がかかってしまいます。
査定前にこれからのスケジュールや必要書類の準備状況(印鑑証明書、納税証明書を準備するのは地味にめんどい…)を見ながら引取時期を決めてください。
希望額はあくまで希望で良いと思いますが、中古車販売サイトで愛車と同条件の車両の販売価格に-30万円ほどすれば買取相場なのかなと思います。
あとはオークション価格の紹介しているサイトもあります、私は以下のリンクを参考にしました。

□ 価格提示方法を明確にする

オークションとタイトルをつけましたが、買取査定額を各社一斉に提示させる入札方式をとりました。
同一条件での買取査定額を提示して貰うため「入庫後の減額交渉一切なしの口座に振り込まれる額」という条件で各社に検討していただきました。

手順:

0. 査定予定日時をあらかじめ決めておく

次の一括サイトの申し込みが終わった後、ほんとに秒で買取業社からの電話が嵐のようにかかります。査定予定日時は事前に決めておいた方がいいです。

1.  カー◯ンサー等の一括サイトから査定を申し込む

一括サイトを申し込むときに車両の型式、年式、走行距離、修復歴をおさらいすることになるかと思います。

2. レスポンスのあった買取業者との日程調整

どの業者も一番最初の査定を狙ってきたり、来店の依頼をしてきますが、”決めた場所・日時以外は対応しない”という心持ちで日程交渉してもらって大丈夫です。
どうしても買取たいと思う業者は来ます。そういう業者じゃないと高く買い取ってくれません。
※事前の日程調整では3社によるオークションでした。しかし、日程調整が上手くいかなかった2社も来て、最終的には合計5社によるオークションとなりました。その2社が買取査定額の1位と2位となりました。

3. 本番当日:集合と事前説明

当日はできれば2人で対応した方がいいです。
買取の立ち合いをする人と業者を案内する人とで分かれた方が、スムーズにことが進みます。

4. 本番当日:買取査定を実施

事前説明が終われば、あとは業者さんにお任せで査定をして貰います。
本来ならこの査定終了後に価格交渉などがありますが、セルフオークションならその心配はありません。
ただ、全ての業者の査定額決定まで時間がかかるので、時間潰しの道具を用意してても良いかもしれません。

5. 本番当日: 一斉に価格提示→即契約

全ての業者の査定額が決まったら価格の提示です。提示方法は”名刺の裏に査定額を記入”というのがオーソドックスな方法らしく、私もその方法を採用しました。
価格提示後は査定額の撮影会がありますので、そちらは快く応じてください。
一番高い額を提示した業者だけ残ってもらって、契約までの事務説明&売買契約書にサイン。

最後に:

この方法を取ったことのメリットは価格が高くなったこともさることながら、時間短縮と精神的負担の軽減ができたことにあるかと感じました。
また、この方法なら相見積もりでプロ目線での最高相場額になるので、”交渉すれば高く売れたかも”というような後悔も少ないように感じました。

是非、参考にしていただければ幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?