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レンズ遍歴001|EF11-24mm F4L USM

今までいろんなレンズを買っては手放し、
モノによってはまた買い戻すといったことを繰り返してきた。
キヤノンのレンズだけでも40本は超えている。
結局、いま手元に残っているのは、7本くらいになっている。
そんな中でも、思い入れの深いレンズについて話したい。
最初の1本は、EF11-24mm F4L USM。
これは本当にすごいレンズ。

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いわずもがな11mmという異次元の広角レンズ。
使い手次第で、その写り方は千差万別。

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これなんかは地面すれすれから撮っている。
被写体から離れているように見えるが、
実際はかなり近い。

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このレンズのおそろしい点は、
11mmという驚異的な画角でありながら
それを感じさせないとうこと。
水平をキッチリとればほぼ歪まない。
しかし少しでも上下させれば、
いとも簡単に世界が歪んでしまう。

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見上げるだけで空は狭く
ビル群は1箇所に吸い込まれていくよう。

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パリのとある教会。
24mmという超広角でも
この広大な室内は広すぎる。
11mmならばひとつかみ。

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猫との距離は十数センチ。
それでも遠くに感じる。
油断するとレンズ面がフェンスに当たるほど。

レンズ面が大きく湾曲しているので、
レンズプロテクターはつけられない。
そして何よりデカいし重い。
写り以外で褒める点はないけど、
写りがすべてを帳消しにしてくれる。
5DMK4と同時に手放してしまったので、
今はもうないけど、
写真を見返すとまた欲しくなる。

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