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日本経済に追い風が吹いている?('_'?)

こんにちは経済ウオッチャーきんじょうです46です👋😃
前回から引き続き、もう少しだけ日本経済について調べたことを書いていきます。

あれ、絶望どこ行った?😳

6月24日、総務省が発表した5月の物価指数は(前年同月比で)2ヶ月連続の2.1%上昇となりいよいよインフレが始まる気配でしょうか。

と思いきや“コアコアCPI”という生鮮食品&エネルギーを除いた物価指数を見てみると、こちらは0.8%の上昇です。
(なにやらこの指数が重要なようです)

コアコアCPI 0.8%という数字を受けてネットでは
「大したことねーじゃん」
「インフレになってねーじゃん」
と楽観的な意見が多く見受けられます。

え、そうなの?😳絶望的じゃなかったのか?
黙って節電ポイント貯めてりゃいいのか?

経済とか社会について調べだすと、ほんとに多様な情報と知識がわんさと湧いてきて理解が追いつきません_(^^;)ゞ

テレビでは
「円安最悪」
「インフレ開幕」
「黒田総裁マジお前」
といった報道が続いていますが、実際のところどうなのか。

朝日のニュースです。
内容はコロナ禍からの経済回復によってほとんどの業種が業績好調となっているというもの。

円安や物価高は良くも悪くもまだ大きな影響はでていないようです。

一方昨今の円安は日本にとって追い風だという主張もあります。


日本経済円安ボーナス大突入!?


落ち着け国民よ


円安をボーナスステージだと主張しているのは、数量経済学者(なんだそれは)の高橋洋一さんです。


高橋さんいわく円安が進むとGDPが上昇することがデータで判っているそうです。
つまり今、日本経済は他国がやっかむ程良い環境にあるらしいのです。ホンマかいな。

しかし果たしてデータどおりに事が運ぶのでしょうか(・・?

2022年1~3月期のGDPはオミクロン株の流行が影響して、前期比マイナス0.5%となりました。
3月にはひと月の間に円が10円も下落して円安が決定的となったのですが、GDP上昇効果があったかは判然としません。

1~3月期はあまり参考になりませんが、4~6月期はコロナ禍からの経済回復が本格化し、予想されるGDPは+2~3%、コロナ禍以前の水準に戻ると予想されています。

悪い円安が本当なら4~6月期のプラス予想を減少させるでしょう。
この3ヶ月間は円安とエネルギー価格の高騰が本格化したのですから、経済に悪影響が出てしかりです。

逆に悪影響がなくGDPがプラス成長するならば、円安はあまり問題ないもしくはプラス効果があると考えてよいのではないでしょうか?

原油などエネルギーをはじめ、輸入面では苦境が続いていますが、そこは国が補助金を出して支えてあげるべきなのです。


一番悪い○○は誰か? 帆広げない帆船


GDPがどうなるのか結果を待たなければなりませんが、現時点ではっきりしていることがあります。それは

岸田政権が円安に対して何も対処していない

ということです。
国会では補正予算で円安に対処すると言明していますが具体案は出ていませんよね。

というか補正予算とか待たずに早急に財政出動して対処できないのでしょうか?
世論や与野党からの反発は無いはずです。

円安の今、好調だったインバウンド需要を呼び戻す好機であるにも関わらず外国人への入国制限を続けています。

GoToトラベルも予算を残したまま凍結されています。
国内観光が活発化している現在、こちらも再開することで観光も盛り上がる。

参院選を前に世論を気にしているのかもしれませんが、ボーナスタイムを無為に過ごしているようなものです。

マスコミは連日悪い円安を報道して、日銀総裁をやり玉にあげています。
しかし本当は日本に追い風が吹いているのかもしれません。風に気づいていないだけかもしれません。

帆船は帆を広げれば追い風を受けて快速で進んでいくことが出来ます。

わたしが日本経済を悲観したのはいささか早とちりだったかもしれません。


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