大牟田病院による性的虐待を受けて

新潟病院に入院している山谷一芳(筋ジス病棟バーチャル患者会所属)です。

5月1日(水)にインターネット上で衝撃が走り、障害者関係者の間で怒りが生じたと思います。それは大牟田病院における性的虐待の報告でした。5月2日(木)16時からの大牟田病院による性的虐待に関する記者会見が新聞に掲載されていたため、YouTubeで視聴できました。

会見を見た後、感じたことは、医療行為について話されていましたが、実際には医療行為だけではなく、日常生活の場でもあるため、入浴、清潔行為、排泄介助は通常の業務です。

私が入院している新潟病院の病棟では、確か看護師37名のうち8名が男性で、その割合は約21.6%と高いですが、まだ男性看護師がいない病棟もあるようです。看護師は女性が多いため、女性患者への同性介助は可能ですが、男性患者への同性介助は現実的に困難だと感じています。

大牟田病院による性的虐待事例を受けて筋ジス協会も機構の方へ対策を要望する動きや障害者団体の動きもあるようです。あります。

新潟病院では異性介助の問題を耳にしてませんが。ですが入院生活の中で患者と看護師のコミュニケーションが取れてないと性的虐待と勘違いされることもあると思うので、入浴、清潔行為、排泄介助などをする際に患者に確認してから行為をする方が良いかと思います。

患者が気楽に意見を言える環境こそが縦と矛になると信じています。

山谷一芳(筋ジス病棟バーチャル患者会所属)

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