昭和のgifted - 28 私はモンハンができない
前回のお話しはこちら
その昔、「一狩り行こうぜ!」と当時お付き合いしていた人に誘われて狩りにでかけたことがある。
ふむふむなるほど、モンスター狩って、装備強化して更なるモンスターを狩に行くんだね!わかった!
と異常なスピードでモンスターを借りまくった時期があった。
お付き合いしてる人と共通の話題と目的ができて話が弾むのでそれはそれは異常なスピードで鍛錬した。
レベルがあがってくると狩りに行くモンスターの種類も増えて、同時に倒さないといけないモンスターも増えた。
同時に倒さないといけないモンスターが親子だったんだ。
忘れもしないよ、アオアシラ…
親アオアシラと子アオアシラを一度に倒す一般的な狩り方(当時はそうだった)はこれだ。
罠をしかけてハチミツで親子アオアシラを誘きよせる。
罠にかかった親アオアシラに毒を撒いて眠らせる
その隙に子アオアシラをよってたかって狩る
子アオアシラを狩り終わったあとに親アオアシラを狩る
なんたる無常!!!
アオアシラだって人里なんかに降りてきたくなかったよね…?
でも子供を育てるために致し方なくハチミツ取りにきたんだよね…?
よりにもよってライフラインになるかもしれないハチミツちらつかされて罠に落とされて、あまつさえ毒盛られてその隙に子供狩られて、そりゃ怒りゲージもあがるよね…
急に哀しくなって、私はモンハンができなくなった。
その後当時お付き合いしてた人ともなんやかんや喧嘩してお別れをした…。
ちなみに、地球防衛軍は哀しまずにプレイすることができる。
地球外生命体だし、親子関係とか匂わないクローン感、それゆえの敵の無感情(bot感)のおかげで殺らないと殺られる!!!という気持ちになれた。
Call of Duty®とかのFPSも殺やないと殺られる、よかろう、戦争だ!という気持ちになれた。
機動戦士ガンダム バトルオペレーションも、哀しいけどこれって戦争なのよね、という気持ちでガンガンいけた。
でもモンハンだけはダメだった…
ごめんねアオアシラ。
君らの装備は可愛くって好きだったよ…
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