視線恐怖の元を辿ると

視線恐怖症には4種類の分類があります。

他者視線恐怖、自己視線恐怖、脇見恐怖、正視恐怖です。
私は全部当てはまっている自信があります!ドヤ!
…って!こんなことで自信があっても嬉しくないわΣ\(゚Д゚;)

というか視線恐怖症の人はみんな4種類とも該当するものなのか、それとも一部だけの人の方が多いのか、、そこはわかりませんが💦


そもそもWikipediaによると視線恐怖症は正式な診断名ではないそうです。対人恐怖症の中の一種だそうです。
私も確かに病院にて視線恐怖症ですとは言われたことはありません。
そして対人恐怖症と社会不安障害・社交不安障害というのも完全に区別する基準はないと思っています。

私がこのような病気になったのは元からの人見知りする性格と、小学生の頃のいじめが原因だと思っています。
元々人と話すのが苦手な人間に対してバイ菌扱いして避けるというのは最悪のコンボです。

というわけで対人恐怖症、社会不安障害について何故こうなってしまったのかは自分でとてもわかっています。

それをもっと深堀りすると自己視線恐怖に対してすごく思い当たる節があります。
※自己視線恐怖というのは、自分の視線が他人に不快感を与えているのではと不安になってしまう状態です。

私は視力が悪くて小学校中学年の頃には視力検査の結果、矯正したほうが良いと言われていました。毎年学校の健康診断で視力検査の結果を親に見せるのがすごく嫌でした。上からABCDの4段階あるうちのCでした。
実際に自分でも黒板の文字が見えづらいと思っていました。でも今までメガネをかけずにいたのに急にメガネをかけるようになったら周りから注目されそうで嫌でした。いじめられる前からもう既にこのような考え方をしていたのだから救いようがないですね…w
それで何年もの間メガネを作らずに抵抗していたのです。何に抵抗したの?自分の視力にです。(   ´∀`)ハハハ

しかし学校で周りの人間から度々言われました。

睨んでる
睨まれた
怖い

などです。

私としては全くそんなつもりはありませんでした。しかし視力が悪くて見えないせいで自然と(無意識のうちに)目を細めてしまう癖がついてしまったのだと思います。

この「私の視線に不快を感じる人がいる」という事実が頭の中に深く刻まれたのでしょう。常に矯正した状態の視力で過ごしている今もなおそのように思ってしまっています。
他者視線恐怖もあるので見られることに対する恐怖もありますが、それと同時に私なんかと目が合って嫌だろうな、こんなキモい女に見られて迷惑だろうなと思ってしまうので…。  

今日ツイートにも同じようなことを書いたのですが、
道路やお店の通路で左右から人が来ないか確認するために横をチラッと見た時、たまたまその方向からこちらに向かって歩いて来る人がいると「睨まれた」「こっちを見てきて感じ悪い」と思われたような気がしてしまいます。咄嗟に反対方向を向いて、「私はキョロキョロしただけで決してあなたを見たわけではありません」というアピールせずにはいられません。
また、ガードレールのない道路で反対側の歩道に移動する時に、後ろから車や自転車が来ていたら危ないので振り返って確認するのですが、自分の後方を歩く人がいるとやはり同じように「睨まれた」「振り返って見てきて感じ悪い」と思われそうで怖いです。

ここまで神経質になってしまう自分がとても情けないです。自意識過剰だというのは頭ではよくわかっています。

元を辿れば視力が悪いのに関わらず「今まで見せたことのないメガネ姿を晒すのが恥ずかしい」というくだらない理由で何年も裸眼でいた自分に原因がある…という何とも言えぬ悲しみをどうすればよいんだ\(^o^)/

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