2019年2月の記事一覧
むかうところ、
月は雨。
ふるふる月の寂しさや是。
月は毎に降る。どこにも降る。
可笑しなことをいふひとあれば、然もありなん。
右にならう。
愉しいか、たのしいか。寂しいといふ。摩訶不思議
どうこういうより、
どうこう在れ。
月は雨。
月はなんぞ。
黒いものだけ応える。
欲するは雪花の如く、また冬を待つしかない。
呼応とは、儚い。
然うして空腹をまつ。
月も消えぬ明けの時分に誕生日の規則性と確率を試算していた。理由は暇だったから。
しかし、数字の羅列が蔓延した世界では当然にだれかが、それを既に知っている。果たして無意味だろうか。
気づきとは、然うして生まれ死ぬ。
明けてみれば月は見えず。
金魚の隙間
漸くと僅かばかりではあるが、活路のようなものを見いだす。
怒濤の兆しは拭えずも無いよりはあるほうがいい、とも言えずにある事実。然うして
論よりなんとかのために、冷蔵庫の食材たちを常備菜へと変化させることに没頭する。
弁当の隙間には金魚を、それでも事足りなければ明けの月を黄色いオムレツにすればいい。