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ハムレットは顔をそむける

君はぼくがきらいなんだろう?

もし誰かがぼくを好きだったら君がぼくをきらいなことが気になるけどね。


皆さんご存知のスヌーピーの飼い主、チャーリー・ブラウンのことばなのだが、こういう抽象的なことばをすんなり理解できる人を心から尊敬している。

因みに僕はこれが未だに理解できません。

翻訳をしている谷川俊太郎さん曰く好きな人に嫌われたくないチャーリー・ブラウンの恋の作法らしい。

いやア、余計に理解できない。

でも最近「PEANUTS」の漫画を読み返して、僕なりに少しだけ理解できたことがあるんですけど、
そもそもこれって大して意味をなしていないことだと思うんですよね。

持論ですが、人間ってどこかアナーキーな部分があって、その最たるものが恋愛だと思うんです。

ときに無秩序で無政府的。

理不尽で不条理で早い者勝ち。

主導権なんて握ったもん勝ち。

もし恋愛なんてものが冷静に思考できるなら、
こんなに非理性的で野蛮なものはないと思んだ。

それでも許されてしまうのが恋愛。

他人より近いようで、1番遠いのかもしれない。

「わたしの好きなあなたがわたしをきらい」なことも
「あなたがわたし以外の人を愛することも」なんてどうしょうもないことも誰一人責めることはできないと思うんだよね。

こんな考え方ができるようになってからというもの、
随分メンヘラではなくなったし、失恋も引き擦らなくなった。

僕だったらこう思うなア。


もしぼくが誰かを好きだったら君がぼくをきらいなことが気になるけどね。


あれれ、やっぱり全然意味をなさないや。

今週も読んでくれてありがとうございます。
スヌーピーって犬なのにタイプライター打てるんだよなア。僕もおばあちゃんが生きている間に教えてもらおうかなア。



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