2023.12.23(sat) day
LIVEブログ
イベント名 :クリスマズ
会場 : WAbySABI
今週は妻が仕事で泊まりが多く、なんか頭がパンパンだ。頭がパンパンだということを考えていて頭がパンパンになってるくらいパンパンで、もし俺の頭がPCだったとしたら既にフリーズ。使いものにならない。先日、ギックリ腰?風呂上がりにいきなり腰が痛くなって治らず、鍼治療に出た。慢性的に身体が固まりきっているらしい。腰に4本の鍼を打ち一気に良くなり続けざまに週2で通って身体をほぐした。ただ気分が晴れない、なんでだろうか。疲れ過ぎて日課のジョギングが出来ない。頭が回らないから白米を多めに摂り、翌日体重が増えているだけでなんか落ち込む。んー、女子か。俺は女子か。なんかめちゃくちゃ不安定ってことはよくわかった、今日のライブはピンポイントでバイブスを当てにいこう。無駄なことや要らぬことは頭から消し去って熊谷へ出かける支度をした。
一緒にライブに行くはずだった次男はやっぱ行かないと言い出し、長女は部活の合同練習。というわけで次男だけ連れ熊谷に向かった。11:20に来てくれと言われていたが12:00頃に到着。大幅に遅刻したがどうしても家でやることがあった。大量の洗濯物と食器洗い、5人家族は1日溜めると大量だ。それを片付けるのに手間取って出発が遅れた。やろうと思ってたことをやらずにいるという、気持ちが整わない状態で会場入りするということは、オファーを受けてる身としてふさわしくない。「ショーに集中しろ」とはRakimの言葉である。1番大事なのはショーであり、それ以外の一切は二の次である。だから順を守って出発したのだが、やはり頭が回ってない。使い慣れた道で道間違いを繰り返し、勘で進んだ近道が通行止めだったりの結果、大幅遅刻したのであった。
今日のライブで今年を納める。熊谷で昼に1本、夜に1本の2本立て。これで2023年のライブは終わりだ。昼はZoo-Zooの生徒さんたちが集まる「クリスマズ」。毎年恒例の忘年会的なダンスバトルイベントだ。
先日の八間屋でZoo-Zooから孔雀の雄レベルの熱烈なラブコールがあり、出演を決めたのだが、後日スケジュール確認して連絡すると、酒のせいでオファーの件を全く覚えてないとのこと。逆に確認させてくれと待たされたのだった。逆に、もうその気になってしまったからやらせてくれという青臭い言葉を俺から送り、それならいいよと、どうにかライブをやらせてもらえることになった。Zoo-Zooは俺にとって最も大切な人の1人で、俺の状態、状況に関わらず、どんなときでも変わらないスタンスで俺を見てくれた数少ない友人で、姉貴と言わせてもらっているのだ。俺にしたら二つ返事の案件だった。
都内から帰って来た妻を熊谷駅で拾い、次男とWAbySABIに先に入っててもらい、俺は今日配る金勝山の新曲のCD-Rの用意をするため1人車に残り作業をしていた。
その後、クラブの中で観たバトルには心が洗われた。10代女子たちが闘う姿はフレッシュなバイブスを発していて、今週悩んでいたキレの悪い頭の中を綺麗さっぱりクリーンにしてくれたのだ。このときわかったことが、"萌える"とはつまりこのことで、言葉では形容しにくい、応援したくなる感じというか、激しく胸を締め付ける、なんとなく懐かしい感じのする高鳴りが体内を稲妻の如く駆け巡ったのだった。それとほぼ同じタイミングで"中年オヤジ"という言葉が天から降ってきた。鍼に行って10代女子に萌えている、紛れもないおっさんじゃねぇかと。地下アイドルの応援してるめっちゃイタイ奴らと同じやん、と思いつつ、いや37歳になっても未だマイク握ってラップをスピットしてる俺も充分イタイよねとつくづく思い直した。だがおっさんにはおっさんの意地があり、若い子にはとうていマネの出来ない領域の危なさを持ち合わせている自覚はある。よしわかった、今日のライブのテーマは、10代女子に大人の男の本気を魅せつける、これに決めた。
手加減なし、1曲目のワンフレーズ目から全集中で10代女子を前に俺は、恥ずかしげもなく、「俺の方がお前らよりも熱い」と言い放ち、大量の汗と共に15分間のライブで思いの丈を解き放ち切ったのだった。
妻と次男を見送り会場に戻りダンスバトルを決勝戦まで見た。決勝に近づくほど洗練されたキレのあるダンスは見ていてる俺に良い影響をもたらした。良いバトルだった。
ふとスマホを見ると妻からのメッセージ、開くと27日の俺のクレジットカードの引き落とし30万だけど大丈夫か?と。昨日税金を数ヶ月分をまとめて23万納付していて、一昨日今月分の生活費を入れたばかりなので、全然大丈夫だけどー!と言いつつやはり大量の金が必要なんだと再確認した。やはり早急に金勝山をカネにする必要があり、これは急務である。今の俺が持つ手札の中で1番カネになるのは金勝山であるのは間違いないこと。早々に金勝山を現金化し、2024年を生き延びる覚悟を決め直したのだった。
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