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2023.12.2(sat)

LIVEブログ


イベント名 : TOP OF THE WORLD

会場 : ROLL UP Kumagaya


前日の最終リハーサルを終えて、眠気で運転はフラフラ。パーキングで30分の仮眠で深夜2時頃帰宅だった。妻は外泊の日で、13歳の長女が弟2人に夕飯を作り寝かしつけてくれていた。長女は家の中で家事代行のバイトで稼ぎ、家族や知人にプレゼントを買ったり自分の好きな服を買ったりしている。俺が13のとき、そんな金の循環を生むことはなかった。自立は早い方が絶対にいい。

明日はとうとう金勝山とDJ ANSWER のツーマンイベント【TOP OF THE WORLD】の第1回目を熊谷のROLL UP で開催となっている。ジョギングしたかったが、もう寝ることにした。

朝、7:15に小学校集合で長男の野球の試合だったが、2人して時間ギリギリに起きて、今日は休むことをグループLINEに送り、筋トレをしてから散髪へ向かった。散髪後、近くのコンビニに車を停め駐車場で30分ほど目を瞑り今日のイベントに向けてのマインドを整えた。帰宅後、ジョギングしてから犬の散歩、風呂に入り飯を摂りもういい時間。洗車してから熊谷へ向かった。余裕を持って出発したが、土曜日でガソリンスタンドは混んでいて1時間以上の待ち。結局30分の遅刻からスタート。イベント主催の仲間達はすでに会場準備を始めていた。

リハーサルを入念に行いながら、隣のパン屋で買ったレーズン食パンを摂り頭を回した。新しく書いた曲に不安が残っていたので、数回繰り返した。KNOCK OUT中野の写真を飾った店内は今日のイベント使用に雰囲気を変えていて、チケット予約をしてくれた20名を受け入れる準備は完了していた。

その後、DJのANSWER は急いで夕飯を済ませ、プレイを開始した。リハーサル、1回目のプレイ、ライブDJ、2回目のプレイとブースに篭りっぱなしの1日になる。この日1番の功労者だ。先週ライブをした八間屋の3人が到着、今日はイベントフードショップとしてあさりトマトパスタを販売してくれる。
普段より大きな音で唸るスピーカー、徐々にお客さんで埋まってくる店内。あっという間にライブショーケースの時間になった。

45分のライブは10年前にclub lagoon でワンマンライブをした時以来で、復帰後は初だ。15分や20分のライブだったら勢いをそのままに走り切るようなセットを組んでやり切ることもするが、45分はペース配分しないと無理。吉田健二時代の曲で穏やかに幕を開け、NEO KUMAGAYA時代、今の曲と徐々にテンションを上げていく感じのセット。
45分やり切ることに目を向けて、終えてみれば全体を見過ぎていたかな、という印象だが逆に全体を見ていないと乗りこなせない分数だった。今後の課題は見つかった。

TOP OF THE WORLD、という言葉に込めている意味。ツーマンイベントをしていく理由。そんなことをライブ中に話した。同じ地元で、一緒のクルーで活動していたDJ U と10年ぶりくらいの再会。この日のハイライトだ。リハーサル中に連絡をもらい、ラップに熱が入ったのを覚えている。SOLIDさんが、今日の為に、現場で描きあげた作品をプレゼントしてくれた。このサプライズは本当に嬉しい。

1時を過ぎ、店内はあの時の熊谷。見慣れた顔が揃った。ANSWERは音を止めない。2時で終わりにしようと決めてもう最後の2曲となった。テキーラの熱気が残る中、最後まで残ったみんなが次の曲を待つ。

Never ever。A.M.C & MUSASABIの熊谷のニュークラシックだ。熊谷でMUSASABIの存在は永遠、温かくてしっくりくる選曲、これしかない。

そして最後の1曲は、熊ching通り。みんなが最後に聴きたい曲ダントツのNo.1、殿堂入りのMIKさんのクラシックだ。この日MIKさんはオーラスでイベントに参加、こんな日は滅多にく非常に珍しくそして嬉しくめでたい日になった。最後の記念写真は一生の思い出だ。

写真展の会場片付けは時間がかかる。現状復帰は会場を借りた礼儀だからしっかりしなければいけない。余韻に浸る気持ちを切り替えて片付けを終わらせた。

金勝山の新たなキャリアのスタートを切ったこの日。細かな反省点よりもスタート切ったことが重要。軌道修正は常にしていくから大丈夫。

熊谷のシーン、熊谷のアーティスト、熊谷のヘッズに熊谷のヒップホップ。そしてみんなが集まれる場所を残しているTIPさん、その周りの仲間たち。この日、駆けつけてくれた20数名のお客さんへの感謝はとめどなく溢れる。この日を越えて金勝山の今後が作れた。

翌日はひたちなか市に11時着で向かうタイトなスケジュール、片付け終了後速で解散。KNOCK OUT 中野と8時に待ち合わせの約束をした。各自車に乗ってその場を去って明日備えてこの日を終えた。

とうとう新たな道のりが始まった。

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