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贈り物より大事なのは、誰かのためを思う誠実な心だ。

「また?」と思われるかもしれないが、韓流ドラマのセリフを紹介させていただく。
少し前の作品になるが「ショッピング王ルイ」だ。
このドラマは、いわゆるラブコメ。

フランスで暮らしていた財閥の御曹司ルイが、15年ぶりに韓国に帰国するのだが、早々に事故に遭い、記憶を喪失する(しかもホームレス状態にもなる)。そんなルイを助け、面倒をみることになったのが、山奥育ちのボクシルだ。彼女は、家出した弟を探すためにソウルに出てきたばかり。そんな2人が、一部屋しかない家で、カーテン1枚を仕切りにして共同生活を送る。

もともと御曹司で、執事やメイドに囲まれ、なに不自由なく生きてきたルイだが、ボクシルとの日々は庶民の暮らしだ。面倒をみてくれる執事もメイドもおらず、それゆえに自分1人では何もできない(生活能力なし)。
ルイはフランスにいた頃はショッピング三昧で、目利きの良さから「ショッピング王」とも呼ばれていた。記憶を失ってもモノを見る目は確かなのだが、お金もないのに良いモノ(高級品)をどんどん購入したりして、トラブルを起こす。

このように買い物にまつわるエピソードも多いのだが、その中でもボクシルが偶然出会った年配の女性(実はルイの祖母)から言われた言葉が印象的だった。

「人によって価値観は違う。買い物の仕方を見ればその人が分かる」
出典:『ショッピング王ルイ』

私自身は、買い物の仕方を見ることで「買い物をした時の、その人の状態がわかる」と思っている。
例えば、アイドル オタクで「ライブに行ったり、推しのCDやDVDを買って、聴いたり、見たりするのがいちばんの趣味!」と語っていた人がいた。当時は「趣味がいちばん大切!」だった人が、現在は家族の闘病を支える生活をしている。「今、大事なのは家族と自分の健康。それ以外に欲しいモノがない。今は、買いたいと思うモノがない」と話す。
その時の買い物の仕方で、その人の“今”がわかると思った出来事だった。

さて、「ショッピング王ルイ」では、ルイのセリフもなかなか良いモノが多かった。
その中のひとつを紹介して、今回は終わりにしよう。

「贈り物より大事なのは、誰かのためを思う誠実な心だ」
出典:『ショッピング王ルイ』

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