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自衛隊員応援議連

 何を思ったのかは知らないが、立憲民主党の議員から自衛隊員応援議連なるものの結成と参加が呼びかけられているらしい。安保法制の時はおろかいつも憲法9条を馬鹿の一つ覚えの如く叫んでいた連中が何様のつもりだろう?

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 このマンガの自衛隊員のセリフをよく聞いてもらいたい。馬鹿な議員がいくら自衛隊応援を叫んでも政治家の駆け引きにしか思えない。それは現在に至るまでの日本の安全保障政策全般にも同じことが言える。「いや、だから日本を守ってもらうんです。」と反論する人もいるだろうが、その日本を守るためにどれだけ情勢が変わったかを理解している人は皆無だろう。ゆえにこの議連の結成は単なる政治的パフォーマンスであり自衛隊への侮辱でしかない。

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 まあ30年も前のマンガの自衛隊員のセリフ引用でなんだが、本当に自衛隊を応援する気があるなら、専門家として政治に意見してもらうべきではないだろうか?シビリアンたる政治家と自衛隊との垣根をなくす事こそがシビリアン・コントロールにもなると思うのだ。内局の官僚に任せておけばいいとか憲法9条があるからというのは、国内的にどころか国際的にも無責任極まりないのだ。自衛隊を本気で応援する気があるなら自衛隊との距離も垣根もなくしてほしい。

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 私は自民党や立憲民主党よりも断固として自衛隊員を応援する立場である。もういっその事、反乱かクーデターでも起こしてほしいくらいである。政治家の責任逃れの方便のツケを自衛隊に押し付けるな!責任もって安全保障政策に取り組め!それなら自衛隊員応援議連を支持する。


 この投稿で使ったマンガは、鷹匠政彦(作) ほんまかずひろ(画)『瑠璃 ①死の季節 ②卑怯者は希望に生きる』(ヤングサンデーコミックス)です。

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