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夏の上がり馬 ナイスネイチャ

14年前の1991年の小倉記念にはあのナイスネイチャが出た。※この記事は2005年に書きました。

ナイスネイチャといえば勝ちきれないイメージで有馬記念3年連続3着という珍記録を作った馬だが、この小倉記念の頃は全く違って、秋にむけての試金石といったレースで3歳で堂々の一番人気、まさに上がり馬だった。

3歳のなので52キロという軽量にも恵まれたが、牝馬の強豪ヌエボトウショウ、イクノディクタスの2頭を全く寄せ付けず圧勝。この勝ちっぷりで惚れちゃったんだよなあこの馬に。。。

次の京都新聞杯でもイブキマイカグラを破り、トウカイテイオーがいなかった菊花賞では、思いっきり勝たせてもらった分を突っ込んだのだが・・・4着。岡部レオダーバンのテクニカルな京都の乗り方にやられてしまった。ここまでは後のテイエムオペラオーと同じような感じだったんだけど。

とにかく2着、3着までは来るんだが最後の伸びが足りないんだよなあ。個人的にナイスネイチャのレースでやっぱりという印象深いレースは93年の阪神大賞典。

この時は南井が唯一乗ったレースで、ひょっとしてこの馬は松永昌の乗り方が下手で負けてるのではとかんぐっていた時に乗り変わったのでこりゃあ勝つんじゃないのということで人気も一番人気。前年の有馬を勝ったメジロパーマーと武のエリザベス女王杯馬タケノベルベットとの死闘は今も頭に残っている。

いつもは後ろから来るネイチャが4角で早くもパーマーを抜きにかかって一度交わしておきながら、外からベルベットが来て三つ巴になってパーマーが内から差し返すという壮絶なレースだった。ま、差し返すというかネイチャがたれたんだけど。

ということで南井でも勝てないということでそれ以降はずーっと松永昌だった。

それにしてもまたメイショウカイドウ出てくるのか。小倉でいくら稼ぐつもりだ

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