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ボンジュゥHiroakiです。
第一回目のフランス語講座はご覧になっていただけましたでしょうか?
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案外、昔フランス語を勉強していたという方々からご連絡をいただきました。「懐かしい~」とか「やっぱり難しいよね~」って^^。
嬉しかったのはLesson.1がとても分かり易かったと言ってもらえたことです。
突発的に思い立ってスタートしましたこの企画、是非やり続けていきますよ。

実は普段、日本で生活をしているとフランス語のお店の名前、雑貨、色んな所で見かけたりしますが、実は結構間違って使っているのが多いんです。
パン屋さんやケーキ屋さんなどにフランス語の店名を付けているところ多いんですけど、フランス人がそのお店の名前を見た瞬間「なんて変な名前にしているんだ!?」って笑われることが割とあるみたいなんです。

まぁ海外でも良くありますが、海外の日本料理のレストランとかでも、日本語だったらなんでも良いんじゃないの?みたいな店名もよく見ますからね。
ちなみにこちらは、なんと日本で見つけられた間違った組み合わせ ↓
(ネットから拝借)

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恐らくジョークでしょうけど、例えるとこんな感じのイメージですね笑。

正直僕自身も、今まで間違えたままの英語の歌詞でリリースしている作品が沢山ありますから、そういうのもなんとか直したくて、やはり言葉はちゃんと覚えましょうってなりました笑。
和製英語みたいなのが浸透しちゃうよりも、今はもう21世紀で世界規模での交流が簡単に出来る中、今まで間違って日本に浸透していた外国語をそろそろ修正しなきゃいけないなと。

なので僕は実際フランス人からのダイレクトな勉強がてらですが、簡単な正しいフランス語講座の第二回目をスタートいたします。 
第一回のラストの続きから行きましょう。


☆愛の言葉

Mon chéri モン・シェリ (私のダーリン)
男性に対しての言葉。

Ma chérie マ・シェリ  (私のダーリン)
女性に対しての言葉。

Mon bébé モン・べべ  (赤ちゃん or ダーリン)
男女共に使います。


☆挨拶 その2

Bonne journée ボン・ジョルネ (良い一日を)
英語の「Have a nice day」と同じ意味になります。
この言葉は誰にでも使え、基本的に誰かとその日の別れ際、またはお店で買い物をした後や、色んな場面で使われます。
この言葉をつかえる時間帯は、朝から夕方くらいまで使うことが出来ます。

Bonne soirée   ボン・ソワレ (良い夜を)
英語の「Have a nice evening」と同じ意味になります。
こちらは夜の別れ際に使われます。

※「こんにちは」と「こんばんは」の使い分けと同じ感覚で、帰り際、別れ際に使う言葉です。
また「ボン」という言葉はだいたい「良き」という意味になります。

Bonne nuit ボン・ニュイ (おやすみなさい)
「良き夜を」という意味で、「おやすみなさい」の意味になります。

Bonne sieste  ボン・スィエスト(少し寝てね)
「お昼寝」「仮眠」の際に使われます。


☆名前を呼ぶときの言葉

Monsieur ムッスュ (男性への ”~さん” )
未婚、既婚を問わず大人の男性に対して使われる言葉です。
また日本では「ムッシュ」で伝わっていますが、正確には「ムッスュ」で発音をしましょう。

Jeune homme ジュン・ノム (若い男の子への ”~さん”) 
子供の男の子から、だいたい18歳くらいの男の子に対して使います。
フランスでは18歳から成人とみなされるため、18歳から「ムッスュ」になります。
ちなみにこの言葉は名前のわからない少年に対して、
「ねぇ僕〜?」とか「ねぇ君〜?」みたいな時に使います。


Madame  マダム (女性への ”~さん”)
既婚の女性に対して使われる言葉です。

Mademoiselle マドモアゼル (女性への ”~さん”)
未婚の女性に対して使われる言葉です。

Messieurs dames  メッスュ・ダム
男女が一人以上いる場合など。
(敬語)であり、「Ladies and Gentlemen」の意味と同じです。

Mesdames et Messieurs  メダム・ゼ・メッスュ
Messieurs dames  メッスュ・ダム と同じ意味ですが、空港や、ショッピングモールなどで使われたりしますが、こちらはあまり使われることが無いようです。

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◆豆知識
※相手の女性が未婚か既婚が分からない場合、大体は風貌で判断し、「マダム」「マドモアゼル」を使うのですが、フランス人女性も日本の女性同様、「若く」見られる方が嬉しいので、どちらか分からない場合は「マドモアゼル」を使う方がベターです。
ちなみに離婚した女性は「マドモアゼル」に戻ります。
小さな女の子にも「マドモアゼル」は使いますが、
男性の場合は既婚・未婚関係なく年齢的なもので使われます。


また、フランスでは名前を聞くのが相手に少し失礼となります。名乗られるまでは上記の「Monsieur , Madame , Mademoiselle 」 を使い会話をします。


◆シチュエーションで覚えよう

( Leeson 1 & 2 のおさらいです。)

(コーヒーショップ編 30代くらいのウェイトレス編)

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★自分
「Bonjour, 
Madame   ボンジュゥ マダム(こんにちはマダム)。」

☆ウェイトレス
Bonjour, Monsieur   ボンジュゥ ムッスュ(こんにちはムッスュ)。

★自分
「Un Café , s'il vous plaît  アン・キャフェ・スィル・ヴ・プレ (コーヒーひとつお願いします。)」
"Un"はフランス語で「ひとつ、数字の1」の意味でアンですね。
珈琲は”カフェ”ではなく、フランス語では”キャフェ”となります。

ウェイトレス
「Très bien
Monsieur トレ・ビヤン・ムッスュ (かしこまりました。)

Noir ou au lait ? ノワル・ウ・オレ?(ブラックコーヒーか、カフェラテどちらにしますか?) 」
Très bien ・・・トレ・ビヤンについては後程触れます。
Noir  ノワル(黒色)、ou ウ(か ,or)  au lait  オレ(ミルク入り)

★自分
「Noir, s'il vous plaît  ノワル・スィル・ヴ・プレ(ブラックでお願いします。)」

~ コーヒー来ました ~

ウェイトレス
「Voilà  ヴァラ (はいどうぞ。)」
Voilà ヴァラ・・・・出来ました~、はいどうぞ~、など色々な時に使われます。

自分
「Merci, Madame メルスィ・マダム(ありがとうマダム)」

ウェイトレス
「Merci, 
à vous , au revoir ,bonne journée 
メルスィ・ア・ヴ・オルヴォワ・ボン・ジョルネ 
(こちらこそありがとう、さようなら、よい一日を。)」

自分
「Vous aussi, 
au revoir  ヴォ・オスィ、オルヴォワ
(あなたも良い一日を、さようなら。)」

 ※お会計は別の機会に詳しく触れますので、今回は省略しています笑。

☆色々な意味のある言葉

C'est セ (これは)
英語のThis is という意味です。

C'est bon セ・ボン (美味しい、良いですね、大丈夫です)
※この言葉は色々な場面で色んな意味合いで使います。
例:食事、飲み物が美味しい時 (旨い!、美味しい!)の意味。

例えば少し元気じゃない言い方をすれば、
もう大丈夫です、もう充分です。要りません。などの意味にもなります。
日本語の「大丈夫」という言葉のような感じです。
同じ言葉でも言い方を変えると意味が変わるニュアンスですね。

C'est bon? セ・ボン?
疑問形にすると、「美味しいですか?大丈夫ですか?もういいかな?」
などの意味になります。

C'est bien セ・ビヤン (良いですね。)
食事などでは使いません。「良い感じですね」などの意味です。
例:新しいドレスどうですか? 良いですね。 
のようなニュアンスです。


Très bien トレ・ビヤン (素晴らしいです)
”C'est bien セ・ビヤン”の更にもっと強い表現です。
”Très トレ”の意味が「沢山」という意味。

先ほどのコーヒーショップでの会話でもウェイトレスが使っていましたが、
そこでは「(敬語)かしこまりました。」という意味にもなります。


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今回はシチュエーションも交えた流れを作りましたが、フランス語での言葉のやりとりって上品に感じますよね?
「良い一日を」って一言必ずといっていい程、人との会話で言われます。家族や友人同士でよりは、ご近所さん、お店、知人、見知らぬ人などとの会話で使われるやりとりですが、「良い一日を」とか最後に一言あるだけで、思いやりのある言葉で気分が良くなりますよね。


日本にも言霊というものがある様に、言葉には不思議な強い力があります。
愛のある言葉をもらったり、話したりするだけで心はフッと包まれる様になったり、逆に暗い内容や、傷付ける言葉は心を沈めます。
言語の勉強をしていると、あらためて言葉の使い方も見直す機会にもなります。
僕はフランス語の汚い言葉も知っていて冗談で使ったりしますが、やはり、基本的な綺麗な言葉を知ると心が洗われるようです。

綺麗な言葉を沢山使うことは心を美しくして、心に反映して身も美しくなる。


実は迷信とかじゃなく、言葉から始まる出来事は理にかなっているんですよね。
フランス語を勉強していて、僕は言葉の持つ力を考えさせられたので、本当に良い機会でした。

さて、今回はここまでにしておきましょう。
毎日更新という訳ではありませんが、出来るだけ更新していきます。
第二回目のフランス語講座、より日常会話で使える言葉を選びました。

では次回またお会いしましょう。
Bonne journée!!(良い一日を!!)

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