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Interview with Mirka and Pasi from Melodic Rock Fanzine


≪このインタビューは2016年夏のものです≫


Q:デビューアルバムを聴いてみてあなたたちは長い間一緒に演って来たんだなって思いました。すべての曲とパフォーマンスがとても自然なので。

Mirka Rantanen(以下M):それはレコーディングの前に何度もリハーサルを重ねた曲ばかりだったからだと思うよ。スタジオでのプレイもかなりスムーズだったし。それと君が言ったように俺たちはずっと前から一緒に演っているからね。だからバンドの音が自然に感じるのかもしれないよ。でもサウンドエンジニアのヤンネ・ウィルマンとカル・カーチャーには凄く感謝しているし、彼らは本当にこのアルバムでは素晴らしい仕事をしてくれたよ。俺たちは本当に今この音に満足しているんだ。 (ヤンネはChildren Of BodomのキーボードプレイヤーでKCのアンティ・ウィルマンの兄、カルはCOBのエンジニア)

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Q:私はあなたたちが新しい曲を試すためにライヴを行っていたのを確認しています。アルバムがリリースされたらもっとライヴパフォーマンスに期待していいですか?
M:うん、俺たちは去年の秋に2回ライヴを演ったんだ。それは俺たちがレコーディングだけのプロジェクトではなく本物のバンドである事をファンに示すためだったし、新しい曲のテストみたいなものだったんだ。俺たちのバンド名はまだNo Man's Landだったけど、ライヴのセットリストにはデビューアルバムのすべての曲が含まれていたんだ。俺はみんなの反応に感激したし、アルバムが出たらみんながワクワクするくらい気に入ってくれると思うよ。それに俺たちはアルバム発売後にライヴを演るというプランがあって、実際にフィンランドのエージェントが国内でのライヴをブッキングしてくれているんだ。でもまだヨーロッパや海外とのエージェントが見つかっていないんだけど、これも時間の問題だと思っているよ。

Q:パシ、あなたのヒーローや影響を与えたバンドを教えてくれる?
Pasi Rantanen(以下P):いろんなヴォーカリストが好きだけど…、中でもデイヴィッド・カヴァーデイル(Whitesnake)、エリック・マーティン(Mr.Big)、ジョー・リン・ターナーとか、古き良きハード・ロック・シンガーが好きなんだ!彼らの歌には人に感動を与える情熱があるんだ。好きなバンドは…、Whitesnake、Rainbow、Deep Purple…。わかってくれたかい!最近の"新しい"曲はそんなに聴いていないんだ。

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Q:あなたのヴォーカル・スタイルは素晴らしいロック/ブルースのフィーリングがあり、もちろんそれはバンドとしてへヴィ・メタルにも通じるものがあります。私は、あなたはどのスタイルで歌うのがより快適なのか…、でもスタイルを重要視するのは大切な事なのかなと思うのですが?
P:そう、俺はハード・ロックが大好きなんだ!でも君が言ったようにスタイルの拘るのはそんなに重要な事ではないよ!

Q:じゃあ続けてこれが最後の質問だけど、King Companyはプレス・リリースのよると、ハード・ロック/メロディック・メタル・グループと紹介されています。私はそれはレーベルがちょっと誤解をしているんじゃないかなって思うんです。私が聴いたのは素晴らしいストレートなロック・バンドで、そのサウンドは私たちをいくつもの異なった音楽のフィールドに連れて行ってくれるもので、あなたたちはジャンルに縛られていません。これはKing Companyとしての正しいヴィジョンの1つですか?
M:俺たちはハード・ロック・バンドかロック・バンドと言えるかもしれない。最近のへヴィ・メタルはもっとハードなものを指すみたいだし。でも誰でも俺たちの事をメロディック・メタルとかハード・ロックとかへヴィ・ロックとか…好きなように呼べるんだ。なんでもあり。重要なのサウンド。俺たちは1つの事に集中したくないし、自分たちが望む作品を作る機会に恵まれているよ。どんなサウンドが最高なのかをさ!


Live pics by Jani Kormu.
Melodic Rock Fanzine #75 /Published on Jul 11, 2016
(Translated by R&G)
Melodic Rock Fanzineはこちらで読む事が出来きます。



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